内容説明
ポーランドの美しい街、美しいもの、伝統文化に触れる旅へ―世界遺産の美しい街クラクフ、市民の手でよみがえったワルシャワ、色あざやかなハンドクラフトが魅力的な小さな村々の魅力。
目次
市民の手でよみがえった街―ワルシャワ(ワルシャワの歴史ある公園を歩く;ワルシャワでショパンに出会う ほか)
中世の風情が残る麗しの古都―クラクフ(ポーランドいちの美しさを誇る―クラクフ旧市街;クラクフでもっともアーティスティック―カジミエシュ地区)
ポーランドのおいしいもの(スープ;肉料理 ほか)
ポーランドのハンドクラフト(美しい農村の伝統―ヤノフ村の手織物;法王さまにも献上した―コニャクフ村のレース編み ほか)
著者等紹介
藤田泉[フジタイズミ]
1983年東京生まれ。大学では国際政治および文化人類学を学ぶ。大学在学中に英国の大学に留学。2008年結婚を機にポーランド・クラクフに移住。ポーランドの伝統工芸やつくり手を紹介するSLOW ARTを主宰。ポーランド・トルン在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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かりさ
76
ポーランドの主要都市、ワルシャワとクラクフを巡る旅。悲惨な歴史を超え、戦火あと市民の力でゼロから街を蘇らせたワルシャワ、中世の風情が残る古都クラクフの観光地やお店、美味しいもの、ハンドクラフトなどを紹介。めくるページめくるページ全てが可愛らしくて何度もパラパラしてはキュンとしてます。表紙にもあるように陶器や雑貨小物に絵付けするデザインと色合いが本当に素晴らしく創作意欲を掻き立ててくれました。伝統の手織物、レース編み、刺繍、どれも緻密で繊細な手仕事に惚れ惚れ。ポーランドの美しさにさらなる平和を願いました。2017/01/08
ユカ
35
ポーランドの伝統文化が取り上げられてよく解説された本。とくにクラクフの情報が充実しています。ワルシャワで偶然にも本書でおすすめホテルとして挙げられている2施設に泊まったのですが、どちらもそれぞれ本当に素敵なホテルでした(スリープウェルのほうは朝食のフルーツパンケーキもおすすめ!)。ポーランドの文化を知りたい旅人におすすめ。2019/03/26
Nobuko Hashimoto
15
ポーランド行っちゃうよ╰(*´︶`*)╯ ということでガイドブックとして購入。付箋がたくさん立ちました。ポンチキ食べて、果実酒飲んで、ハンドクラフト模様のA5ノート買って、木彫りの鳥買って、ユダヤ人街でお茶して、共産主義時代のレトロツアーして、アウシュヴィッツ行って、シンドラーのリストの舞台めぐりして、岩塩坑行って、、、って日数が足んないわ、どうしましょ。2017/10/08
秋良
8
次はポーランドへ行くことに決めたので予習。陶器の絵付けもレース編みも、とても精緻で美しい。手先の器用なお国柄なのかな。いちばん気になったのは錬金術師の部屋がコンセプトのカフェ。こんなRPG心をくすぐられる場所はないでしょう!2018/09/16
ayako
3
美しい街並みや伝統工芸を守り続けてほしい2018/02/24