出版社内容情報
日本で唯一の絵本と読みきかせの季刊誌。司書、保育園・幼稚園の先生や読みきかせボランティアの方のほか、全国の絵本好きの読者たちに支えられています。今号の目玉は、日本の子どもの本に多大なる業績をのこし、昨年逝去された松岡享子さんについて、作品紹介や貴重なインタビューなどの20ページにもわたる大特集です。そのほかの特集は「第4回親子で読んでほしい絵本大賞」と「ポカポカ春の絵本」。連載に長谷川義史さん、富安陽子さん、中島京子さん、藤田浩子さんの連載や、「おはなし会プログラム」「SDGs絵本」など、情報がぎっしりの1冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
14
積読してました(;^_^A 春の絵本の特集、今年度は4月後半から読み聞かせ活動が始まり、北海道も花盛りの季節を迎えるのでピッタリ。新刊紹介、おはなし会プログラムもいつも参考にさせていただいてます。松岡享子さんの遺された功績は多大なものです。改めてお悔やみ申し上げます。絵本作家のブルース、カギじいさん、と楽しみました。2023/05/16
遠い日
5
まずはいつも通り、長谷川義史さんの巻頭エッセイ「絵本作家のブルース」から楽しむ。次いで「親子で読んでほしい絵本大賞」を確認し(全て既読)、「もう読んだ?新刊100冊‼︎」チェックし、未読の本をメモ。それから今回のお楽しみの特集「松岡享子さんがのこしたもの」へ。松岡享子さんは、日本の児童文学にとって多大な貢献をした方。感謝の念に堪えません。2023/04/07
のんたろう
4
特集は「松岡享子さんがのこしたもの」。経歴や作品の紹介、また交流のあった方たちの語る松岡さんのエピソードに加え、養女の松岡恵美さんも寄稿している。それがとてもすてき。松岡さんは好奇心旺盛でとってもお茶目、そして娘への優しさにじんとする。とってもすてきなおかあちゃんだ。2023/05/27