出版社内容情報
前橋(群馬県)で生まれ育った著者が、中学・高校時代に撮影した、高架化直前の国鉄・両毛線・前橋駅と沿線風景の記録です。昭和2(1927)年竣工の木造モルタル造りの瀟洒な旧駅舎や、活気ある駅前広場、踏切や沿線風景、台風被害を受けた利根川橋梁の復旧作業、そして旧駅舎最終日の駅員たちの働く姿――。そこには、昭和末期の県都・前橋の空気感と、その時代を生きた人々の営みが、鮮やかに写し出されています。本書は、2015年に出版した写真集に、新たに100枚近い写真と、短いコラムを加えて、全面的に再構成した「増補・改訂版」です。前橋の街と両毛線に思い出のある方、昭和の鉄道・地方都市の風景を愛するすべての方へ贈ります。
【目次】
巻頭カラーグラフ ありし日の前橋駅とその周辺 4
四季の駅前広場 17
待合室風景 30
ホームの情景 34
踏切と駅構内 44
けやき通り 52
沿線風景 54
旧駅舎最終日 70
後日譚 76
あとがき 78
内容説明
この写真集は、旧前橋駅舎が解体されると知った1980(昭和55)年から、旧駅舎での集改札業務の最終日までの約4年間、駅舎や駅前広場・沿線の様子を撮影したものです。撮影当時から将来は何らかの形で写真を世に公開したいと考えていましたが、来たる2016(平成28)年が前橋駅高架化完成から30年、私自身が50歳の節目となることから、生きた証として出版することにしました。1927(昭和2)年に連設された洋風木造建築の美しい駅舎は、解体後移築・復元される計画でしたが、市民の期待も虚しく幻となり、また記憶からも徐々に薄れつつありますが、ご覧いただきます写真で往時を偲んでいただければ幸いです。
目次
巻頭カラー ありし日の前橋駅とその周辺
四季の駅前広場
待合室風景
ホームの情景
踏切と駅構内
けやき通り
沿線風景
旧駅舎最終日
後日譚
著者等紹介
阿部勇一[アベユウイチ]
1966(昭和41)年8月、群馬県前橋市生まれ。会社員。小学校高学年から実家のカメラで撮影を始め、中学1年生の冬に、両親から中古の一眼レフカメラを買い与えられる。高校時代は写真部に属し、1985(昭和60)年春に上京するまで、主に国鉄両毛線・前橋駅を始めとする鉄道写真、赤城南麓の田園風景、市内の風物を撮影した。1990年代後半からネガフィルムのデジタル化に着手。2015(平成27)年12月「写真集 前橋駅」(私家版)を自費出版。翌年以降市内各所で写真展を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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