内容説明
投資や資産形成には、豊かで美しい日本という国を子どもたちの世代につないでいく機能があります。また、自分の投じたお金が企業の研究開発などを通じて社会に役立つという機能もあります。だからこそ、皆さんには単なる金儲けではない資産形成を心がけてほしいし、投機ではなく投資をおこなってほしいと思います。(―本書より)
目次
プロローグ IFA、個人投資家へのメッセージ―豊かな国を子どもたちに遺すために
ガイダンス 日本人を投資の呪縛から解き放つために―「心・技・体」という3つの観点で重要ポイントを解説
第1章 投資の「心」(「投資」と「投機」の違い、あなたは本当に分かっていますか?;なぜ株式への「長期投資」が重要なのか?;「分散投資」について多くの人が誤解しやすいこと ほか)
第2章 投資の「技」(IFAと個人投資家、運用会社、投資先企業はパートナーである;インデックス運用が抱える数々の問題点;「インデックスvs.アクティブ」という大間違い ほか)
第3章 投資の「体」(ファンド運用に関する3つの信念と3つのディシプリン;6つの厳格な選定基準で企業を徹底的に調べ尽くす;運用組織としてのユニークな特徴と強み ほか)
著者等紹介
高橋庸介[タカハシヨウスケ]
コムジェスト・アセットマネジメント代表取締役社長。1965年生まれ。千葉県出身。1989年防衛大学校国際関係論学科卒業。国内証券アナリスト業務を経て、1997年スカンディア生命(現東京海上日動あんしん生命)入社、IFAの普及に尽力、同社にてIFA研修の企画、講師に従事。2000年フィデリティ投信、2002年PCAアセット・マネジメント(現イーストスプリング・インベストメンツ)に移籍、2004年9月に日本初となるインド株式投信を設定、2008年同社常務執行役員。2012年よりマニュライフ・インベストメンツ取締役、2015年コムジェスト・アセットマネジメント代表取締役社長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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