出版社内容情報
VW(フォルクスワーゲン)は広く親しまれているドイツ車だが、中でも「ビートル」「カブトムシ」の愛称を持つTyp1(タイプワン)は特別人気だ。VWゴルフに跡を継がれ、いまから50年近く前にはドイツでの生産を終えているのに、いまもって多くの愛好者が存在する。空冷水平対向エンジンをリアに搭載し、独特のバサバサというサウンド、独特のスタイリングで元気に走る姿は永遠のアイドルのようでもある。本書は各年代のビートルとその愛好者それぞれの趣味生活を、ビートルの歴史や詳細なスペックなどとともに紹介する保存版。美しい写真は眺めているだけでも楽しく、また愛好者の思いなどは広くクルマ好きに共通して、心和むものである。
目次
それぞれのVW生活
1953年Typ1ほか 酢屋太さんのVW記念すべき一台
1967年Typ15 桑木敏さん カブリオレで全国行脚
1961年Typ1 桑木美穂さん ただいまレストア中
1951年Typ1「スプリット」木本浩司さんのオプション満載
1964年VW Typ1「6V」 石神宜行さんの趣味と実用
1973年VW1300 町田忍さんのワンオーナー
1972年VW1200
1975年VW1303「マルサン」
1978年VW1200「グロウリイ」
1992年VW Beetle「メヒコ」
VW Typ1ビートル「独逸の傑作」
著者等紹介
いのうえ・こーいち[イノウエコーイチ]
岡山県生まれ、東京育ち。幼少の頃よりのりものに大きな興味を持ち、鉄道は趣味として楽しみつつ、クルマ雑誌、書籍の制作を中心に執筆活動、撮影活動をつづける。季刊「自動車趣味人」主宰。日本写真家協会会員(JPS)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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