出版社内容情報
頸城鉄道は新潟県にあった小さな軽便鉄道。梅村正明さんは、その頸城鉄道に通い詰めた斯界では有名な人物。人柄そのままの温かみのある写真は鉄道好きの間でも評判が高い。列車の走っているいわゆる「鉄道写真」だけでなく、その周辺、人物、駅などにも目を注ぎ、フィルムにしっかりと記録している。すでに廃止されてから50年が経過する頸城鉄道だが、地元に保存会モつくられ活発な活動を行なっている。それほど印象深い鉄道。その全貌を梅村写真で再現する。きっと懐かしさが心にしみる筈だ。
目次
1961年4月4日「初めての訪問」見るものすべてが頸城だった
1965年10月22日「車庫前のコッペル」二度目の訪問がようやく実現
1966年5月12日「コッペル最後の日」夢のような情景をフィルムに
1966年9月24日「あの日から4ヶ月」コッペルのいない頸城
1968年9月1‐2日「あの日から1年半」ゆっくりと駅と情景を
1968年9月24‐25日「ついに線路短縮」廃止になる前のこの賑わい
1968年9月29日‐10月1日「そしてその日が…」ああ、頸城鉄道が消えていく
1971年7月某日「頸城鉄道全廃」その残り香を求め最後の訪問
著者等紹介
いのうえこーいち[イノウエコーイチ]
岡山県生まれ、東京育ち。幼少の頃よりのりものに大きな興味を持ち、鉄道は趣味として楽しみつつ、クルマ雑誌、書籍の制作を中心に執筆活動、撮影活動をつづける。近年は鉄道関係の著作も多く、月刊「鉄道模型趣味」誌月刊「鉄道ファン」に連載中。季刊「自動車趣味人」主宰。株)いのうえ事務所、日本写真家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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