出版社内容情報
北陸は鉄道好きにとって秘境というような趣きのある地方。福井県の越美北線、能登半島を縦断した七尾線は美しい情景の中の鉄道という印象であった。そのむかし、越美北線で8620の牽くお召列車が走った。美しくきらびやかに飾られたお召列車は、近付き難い荘厳なものだった。その貴重な記録と蒸気機関車晩年の越美北線を訪ねる。一方、七尾線は途中に峠越えを含み、いろいろな情景が楽しめた。のどかな田園風景を含め「日本のローカル線」の美しさを伝える。
著者等紹介
いのうえ・こーいち[イノウエコーイチ]
岡山県生まれ、東京育ち。幼少の頃よりのりものに大きな興味を持ち、鉄道は趣味として楽しみつつ、クルマ雑誌、書籍の制作を中心に執筆活動、撮影活動をつづける。季刊「自動車趣味人」主宰。株)いのうえ事務所、日本写真家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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