出版社内容情報
日豊本線は1970年代まで人気のC57を見ることのできる、貴重な路線であった。本来は旅客用の機関車であるC57型が貨物列車も牽くことでも興味深いところで、多くの鉄道好きを誘った。日豊線の基地である宮崎機関区には、数多くのC57、それも各年代の機関車が配置されていたことで、それも人気を呼んだ。そんな日豊線の名所を美しい写真とそれぞれのポイントなどを紹介。また、「鉄道100年」を記念して特別運転された「三重連」の記録、特に多くの鉄道好き、蒸気機関車を惜しむ一般のひとたちが集まった財部駅のようすなどを展開する。その時の主役を務めたC61 2については、前に使われていた青森区時代、最終的に保存された「梅小路蒸気機関車館」時代までを追いかける。多くの鉄道好きの共感を呼ぶ一冊です。
内容説明
大淀川、楠ヶ丘…宮崎区のC57各機。
目次
特集1 日豊本線のC57(大淀川/青井岳/楠ヶ丘信号所/加治木、帖佐…/C57の行くところ/日向長井)
特集2 宮崎機関区のC57 13輛
特集3 宮崎にやってきたC61 2(鹿児島区のC61 2/青森時代のC61 2)
三重連の特別列車(C61 2+C57199+C5557)
著者等紹介
いのうえこーいち[イノウエコーイチ]
岡山県生まれ、東京育ち。幼少の頃よりのりものに大きな興味を持ち、鉄道は趣味として楽しみつつ、クルマ雑誌、書籍の制作を中心に執筆活動、撮影活動をつづける。季刊「自動車趣味人」主宰。(株)いのうえ事務所、日本写真家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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