出版社内容情報
鉄道好きに、日本全国佳き時代の鉄道情景を地域ごとに特集するシリーズ本。迫力ある貴重な写真と「語り」が懐かしさとともに鉄道趣味人に共通する楽しみ、話題を提供する。それぞれにキイワードがあり、ぜひ揃えていただきたいシリーズ本。その第6巻は東北を特集。大正生まれの「ハチロク」こと8620型蒸気機関車が活躍していたふたつの路線、花輪線と五能線。花輪線は名撮影地 龍ヶ森を行き来する重連、後補機付など迫力のシーンを時間を追って丸一日の記録にまとめる。もうひとつの五能線は全線を6時間掛けて走破する混合列車で縦断、冬の日本海の厳しさを伝える。本州の北の最果てである青森駅の連絡船の思い出などを構内配線図とともに振り返る。
目次
特集1 花輪線の「ハチロク」―重連後補機の大活躍「ハチロク」三重連!
特集2 五能線の混合列車―8620の牽く冬の旅
特集3 本州の最果て―青森駅の印象
著者等紹介
いのうえこーいち[イノウエコーイチ]
岡山県生まれ、東京育ち。幼少の頃よりのりものに大きな興味を持ち、鉄道は趣味として楽しみつつ、クルマ雑誌、書籍の制作を中心に執筆活動、撮影活動をつづける。近年は鉄道関係の著作も多く、月刊「鉄道模型趣味」誌に連載中。季刊「自動車趣味人」主宰。株)いのうえ事務所、日本写真家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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