内容説明
「磯光雄ANIMATION WORKS」は、磯光雄の手がけた仕事を集めた書籍シリーズである。本書籍「preproduction」では、アニメーションの制作において作画より前の工程で彼が描いたデザインや企画書、アイデアメモ等の資料を収録している。また、アニメーションの制作過程で描かれたものではないが、磯が手掛けたイラストとそれに関連した資料も併せて収載した。
目次
オリジナル企画書用イラスト(『電脳コイル』;未発表オリジナル企画(『ふりちる』)
『地球外少年少女』
未発表オリジナル企画)
イラストレーション/各種作品資料(未発表短編映像;『ラーゼフォン』デジタルワークス;「彼女の想いで」;『ひるね姫』;イラスト ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
yajimayajiuma
4
作画方面に対する貢献は同シリーズの過去2作でよく分かるが、脚本について言うと「使徒、侵入」「子供たちの夜」と結構異質な回を担当してると分かる。更に、担当回以外でも色々なアイディアを出してた。彼女の想いでが意外と多いのが嬉しい。攻殻は銃器だけなのに結構ページ数あって、押井守のめんどくささに苦労してる感じが面白かった。男の戰いを経てもシンジは「男」にならなかったけど、それがすごいところというのは同感だな。電脳コイルの原案は想像以上に暗く、それはそれで見てみたかった。2023/09/15




