目次
1章 カラーフィルムで記録された北陸鉄道と尾小屋鉄道(加南線;小松線;石川総線;金石線;浅野川線 ほか)
2章 北陸鉄道(加南線;小松線;石川総線;金石線;浅野川線 ほか)
3章 尾小屋鉄道
著者等紹介
〓井薫平[タカイクンペイ]
1937年生まれ、1960年慶応義塾大学卒。地方私鉄巡りは昭和28年の静岡鉄道駿遠線が最初だった。鉄研活動は中学からだが当時は模型専門。高校に進学以来、鉄道研究会に属して今日に至る。1961年刊行の朝日新聞社刊「世界の鉄道」創刊号以来の編集メンバー。1960年から鉄道車両部品メーカーに勤務、日本鉄道工業会理事、車輌輸出組合(現JORSA)監事、会社退任後は鉄道趣味に本格復帰し現在は鉄道友の会参与(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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えすてい
4
北陸鉄道もかなりの路線が廃止され、昭和の時代で既にバスが主力事業となっていた。金沢市内線も1967年に全廃されたが、地方私鉄の路面電車としては比較的先進的で、間接制御や弾性車輪を採用しながらも、2軸単車も混在していた。空襲を受けなかったため道路が拡幅されずに狭いままで金沢市内線のボギー車は車幅の狭いものばかりだった。ボギー車は全廃後名鉄や豊橋鉄道に譲渡される。尾小屋鉄道は非電化ナローとして最後まで残った存在で積極的な車両保存活動も行われてるが会員が散り散りの東大OBの活動には本の中で苦言を呈している。2022/07/06
kaz
2
豊富な写真は嬉しいが、車両の写真が大量にあるとどれがどう違うのかわからなくなるものも。馴染みのない場所ではあるが、風景や看板等がいかにも昭和という感じで面白い。図書館の内容紹介は『昭和30年代から50年代にかけて存在した地方の私鉄の車両の記録写真を集成。様々な専用線や貨物鉄道にも触れる。第16巻は、加南線、小松線、石川総線、金石線、浅野川線、能登線、金沢市内線、尾小屋鉄道を収録する』。 2022/07/03