目次
1章 コダクロームの記憶(1)―京阪本線
2章 コダクロームの記憶(2)―宇治線・交野線
3章 コダクロームの記憶(3)―大津線(京津線・石山坂本線)
4章 モノクロームの世界(1)―京阪本線
5章 モノクロームの世界(2)―ポール時代の大津線(京津線・石山坂本線)
著者等紹介
諸河久[モロカワヒサシ]
1947年東京都生まれ。日本大学経済学部、東京写真専門学院(現・東京ビジュアルアーツ)卒業。鉄道雑誌「鉄道ファン」のスタッフを経て、フリーカメラマンに。「諸河 久フォト・オフィス」を主宰。国内外の鉄道写真を雑誌、単行本に発表。「鉄道ファン/CANON鉄道写真コンクール」「2020年 小田急ロマンスカーカレンダー」などの審査員を歴任。公益社団法人・日本写真家協会会員桜門鉄遊会代表幹事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ハル牧
5
「ブランドイメージの統一」の名の下、今まさに大津近辺から消滅しようとしている、往年の京阪カラーを満喫できる一冊。本書に使用されている写真の撮影場所、日時を参考に、痕跡を辿る楽しみが増えるのは必定。鴨川と疏水に挟まれながら地上を走っていた頃、近鉄が乗り入れていた頃、京橋や枚方市駅が地上駅だった頃、私自身は生まれてもいないが、今も残る痕跡を目にした時に浮かぶ風景が増強されたことは言うまでもない。元日の伏見稲荷の多客輸送や、ひらパーの横を走る風景など、変わらないものにも気づかせてくれる一冊。2020/05/05
kaz
0
タイトルどおり。昔の車両はもちろんのこと、懐かしい自動車や今は見られない会社名の看板等も楽しめる。 2020/06/13