内容説明
預金凍結を防ぐ。名義移してお金“救出”信託こそが庶民の知恵。カラーイラスト、読みやすい文章、豊富な信託事例。
目次
第1部 認知症と戦う―財産凍結の時代が来た!成年後見より家族信託を使え(家族信託とは何か;なぜX氏は家族信託をしたか―認知症の妻を老々介護して;成年後見と家族信託でできる事―家族の役に立つのはどっちだ、全く異なる2つの制度;「認知症」と「家族信託」―誤解される「認知症」との戦い)
第2部 受益権に切り込む―家族信託が民法でできないことを可能にしてしまう理由(家族信託の本丸・受益権とは―委託者の“分身”が活躍できる原動力;信託の2大障壁、解消―受託者用通帳と家族信託用証券口座の登場)
第3部 家族信託の事例―第2受益者を置けることが家族信託の大きな魅力に(委託者死亡で終了する家族信託―家族信託のプロトタイプ遺言より強固な約束としての機能も;委託者死亡後も続く家族信託―○○なき後に大切な人を守る信託のみが成し得る手法;家族信託の困った、諸問題―後継受託者がいない、委託者が分かってくれない;家族信託契約書ができるまで)
著者等紹介
石川秀樹[イシカワヒデキ]
1950年静岡市生まれ。早稲田大学第一政経学部卒。静岡新聞記者40年、元編集局長。62歳で相続専門の行政書士開業。3年前から家族信託に出あう。同時に成年後見制度を知ることとなり、記者として、家族として疑問に思うことが多く、ブログなどで主張を述べてきた。2016年11月『大事なこと、ノート』出版。2018年7月静岡県家族信託協会を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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