目次
故きを温ねて新しきを知れば、以て師と為るべし。
君子は義に喩り、小人は利に喩る。
君子は上達し、小人は下達す。
歳寒くして、然る後に松柏の彫むに後るるを知る。
忠信を主とし、己に如かざる者を友とすること無かれ。
博く学びて篤く志し、切に問いて近く思う。
君子は泰かにして驕らず。小人は驕りて泰かならず。
過ちで改めざる、是れを過ちと謂う。
君子は周して比せず、小人は比して周せず。
学んで時に之を習う、亦説ばしからずや。〔ほか〕
著者等紹介
安岡定子[ヤスオカサダコ]
1960年、東京都生まれ。漢学者・安岡正篤の孫。二松学舎大学文学部中国文学科卒業。「銀座・寺子屋こども論語塾」の代表として、全国各地で28に及ぶ定例講座を受け持ち、子どもたちやその保護者に『論語』を講義して、話題を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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