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内容説明
平成28年3月まで三重県防災対策部に在籍した著者が、東日本大震災への被災地支援、紀伊半島大水害への災害対応、伊勢志摩サミットへの防災・危機対策などに、部のリーダーとして采配を振るい、県民をはじめ多くの人々を災害からいかに守るか、悩み苦しみながら実践してきた実録記です。本書ではその真実の記録と、あなたに届けたい防災への熱い思いが綴られています。
目次
第1章 行くっきゃない!―被災地支援
第2章 備えるっきゃない!逃げるっきゃない!―地震・津波対策
第3章 守るっきゃない!―風水害対策
第4章 助け合うっきゃない!―「共助」の取組
第5章 やるっきゃない!―「自助」の取組
第6章 つなげるっきゃない!―復興対策
補章 伊勢志摩サミット
著者等紹介
稲垣司[イナガキツカサ]
昭和30年5月11日生まれ。三重県立津高等学校出身。中央大学法学部卒業後、昭和59年4月に三重県庁入庁。人事委員会事務局人事監、病院事業庁県病院経営分野総括室長、伊勢県民センター所長、防災危機管理部防災危機管理分野副部長兼総括室長を歴任。平成24年4月より防災対策部部長を務め、平成28年3月に退職した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐっち
5
目指すところは、防災の日常化。2017/05/21
Tatsuhito Matsuzaki
0
著者は、東日本大震災の翌日、三重県庁の人事異動で防災危機管理本部の副部長に就任、翌年からは改組後の防災対策部長として防災計画の抜本的見直しや現実の災害対応、最終年の平成27年には「伊勢志摩サミット」の危機管理対応に尽力された行政マン。 業務遂行に当たっての日々の活動や現場で交わされた実名入りのナマの会話などから、著者が信条とする「防災は、覚悟と辛抱強さ、そしてそれ以上に、思いやりとやさしさ」の大切さを痛感しました。2016/09/07
きよみ
0
県の対策本部もいろんな仕事をしているんだなーと思った。自分の県はどうなんだろうと気になり出した。 2018/02/27
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