出版社内容情報
将来の相続に向け、自分なりにしっかり準備していたのにもめてしまった。そんなケースが増えています。理由は、家族間の意思疎通が不十分で、それぞれが意見を主張するから。
本書は、これまでに相続に関する数百件の相談を受け、案件をこなしてきた司法書士・行政書士が、「家族会議」を開くことを提案します。「どのような財産があり、誰に引き継がせるか」をしっかり話しあっておけば、将来の手続きはスムーズに進みます。また、介護や葬儀、お墓についても家族で意見を出し合うことで、トラブルの芽を摘み、安心した余生を送ることができます。
家族会議の準備から進め方、会議後にやるべきことまで、イラストや図解を用いてわかりやすく解説します。
内容説明
財産の多寡に関係なく、家族で意思疎通ができていなければ、相続でもめてしまう。数多くの相続案件に関わった専門家が、「円満相続のコツ」のコツを教えます!法改正にも対応した最新版!
目次
1 円満相続のために家族会議は必要!(個人で準備しても結局もめる。だから「家族会議」が必要;目的は「想い・考え」を伝えてたがいに「意見」を交わすこと ほか)
2 家族会議の前に考えておくべきこと(会議を始める以前に心に留めておきたいこと;相続財産ってそもそも何? ほか)
3 いざ!家族会議の始め方・進め方(家族会議の始まりは親から切り出す;参加するのは「相続人」。子の配偶者に注意! ほか)
4 家族会議のあとやるべきこと(会議を終えて最初にやるべきことは?;費用面から手続きの時期を考える ほか)
著者等紹介
太田昌宏[オオタマサヒロ]
1972年、愛知県生まれ。司法書士・行政書士太田昌宏事務所代表。愛知教育大学大学院修士課程修了。行政書士事務所、司法書士事務所勤務を経て2007年に独立。愛知県司法書士会情報公開委員会委員長、愛知県行政書士会豊田支部副支部長。みよし市主催の行政書士・司法書士・土地家屋調査士による合同相談会、一般社団法人FPみよし協会が開催する相談会などで相談員を務めている。独立後の相続の受託件数は累計800件を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。