出版社内容情報
月城祐樹は周囲からの信頼も厚い優等生。
そんな彼は、実は誰にも言えない性癖を隠していた。
「一度でいい、誰かに虐げられてみたい―…」
自分の欲望を”歪んだもの”として抑え込み、
本音に蓋をして日々を過ごす月城の前に現れたのは、1つ年下の問題児・有馬。
ある日、2人きりになったその瞬間、
有馬が意味深な笑みを浮かべて言い放ったのは…
「アンタって…痛いのが好きなの?」
「言ってみなよ。どうしてほしい?」
初めて“本当の自分”を暴かれる高揚感に
月城は導かれるまま、自らの望みを口にして――?
【目次】