出版社内容情報
亡くなった息子の代わりに孫の光を育てることになった初老の元軍人・雷蔵と
亡き父の夢を叶えるためギターを手にする盲目の少女・光。
突如襲来した宇宙人たちの攻撃により光たちの暮らす街は一瞬で焼け野原となってしまう…。
生存者を排除するため侵攻を続ける宇宙人に追い詰められる雷蔵を救ったのは、
光の奏でるギターの音…!?
果たして『音楽』の力で宇宙人を打ち倒すことは出来るのかーー!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くろねこ文学
3
亡くなった息子の代わりに盲目の孫を育てることになった元軍人の雷蔵。ところが突如宇宙人が襲来し街は焼け野原にっていう、すっごくぶっとんだ設定なんですが、とにかく雷蔵があらゆる点でうざすぎる。イライラさせるんですよ。このご老人。いくら元軍人で頑固おやじだからって、することなすことありえないです。盲目の少女の光ちゃんや宇宙人の弱点がギターの音とかいろいろ今後話が発展してゆくのだろうけれど、わたくしの興味のひとつはこの雷蔵じじいの行く末。イライラしながら展開を見守りたい。みなさんはどう思いますか?2024/06/18