感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トラシショウ。
19
優愛法。「昭和」71年に制定されたこの法律は、死刑確定した受刑者に対してとあるギャンブルへ挑ませ、もしもトップで大勝したならば文字通り無罪放免で別の戸籍を与えられ釈放、ビリで大負けしたなら即刻死刑執行、という受刑者への恩赦を許容する。とあるギャンブル=麻雀の学生日本一の青年・志村が凶悪な受刑者に逃げられそうな窮地に現れたのは、悪魔のマスクを被り天使の様な笑顔で笑う白髪の美女・霧崎凍子。一度死んで蘇った事を語る凄腕の代打ちが、百戦錬磨の受刑者達を絶望で地獄の底に突き落とす異色の麻雀漫画(以下コメ欄に余談)。2018/08/24
緋莢
11
お気に入りに登録している方の感想に興味を惹かれて、手に取りました。昭和71年、死刑確定囚に麻雀を打たせ、勝てば無罪放免、さらに別人としての新しい戸籍と高レートで得た大金まで手に入るという「優愛法」が制定される。それを阻止するのは霧崎凍子。〝獣(けだもの)の始末人”だから〝じゅうしまつ”と呼ばれている彼女。彼女自身も死刑囚で、一度は死刑執行、死亡確認されながらも生き返ったというとんでもない人物です(死亡確認したのは王大人なんじゃないだろうか・・・)(続く2018/10/04
夜行
0
「死刑囚は麻雀で勝てば無罪放免、負ければ執行」と法律で定められた世界……と、冒頭から突き抜けた設定を出して来る。異様なセンスを持つ外道な獣は強かに勝勢に立ってしまうが、そこに現れるのが表紙の女性「霧崎凍子」。「獣始末」と呼ばれる、獣を上回っていく冷徹な美女は「一度電気椅子で死刑執行されて、逝き帰った」のだという。凍子のミステリアスさと、獣と獣始末が放つ迫力で今後が気になる漫画。2018/11/11
東晃
0
ベタだけど死刑囚のキャラがハマる瞬間がいいよね。ちょっとネウロのこと思い出す 星三つ2018/08/26
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- 和書
- 腎不全とリン