出版社内容情報
深界六層に辿り着いたリコたちの前に、忽然と現れた“成れ果て村”。そこは住人たちが独特の勝ちを持ち、その価値を交換することで成り立っている村であった。
村を探索し住人たちとの交流をもつ三人。そんな中、ナナチの取った行動によりリコは後戻りのできない絶望的な状況に巻き込まれていく――。
神秘と日常が入り混じる大冒険活劇、第七巻!!
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工藤さんちの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
58
等価交換の鉄則が非常に重苦しい。価値観は人それぞれだしね。自分自身を対価にしてしまったナナチを救う対価を求めるリコ。成れ果ての村での言葉さえ通じない環境下、リコの冒険者魂が輝きだす。更に巨大凶悪な侵入者も現れて事態は混迷。レグが帰ってきたところで、次第に村の秘密と成り立ちが解ってきたかな。2018/09/18
ぐっち
25
息子本。もはや何が起こっているのかよくわからんし、グロいのかカワイイのかもよくわからん。ヴエコは女子だったか!おかみさんにほっとする。2018/08/04
真鍋
24
イルミューイかわいい。レグとの関係気になる。ラストえげつないなぁ。2018/08/24
S 2
23
マアア目当てで読んだのに生きている便器?のことしか覚えていない!いつものアビス!2018/09/22
真白優樹
23
成れ果て達の村で独特の生態系に触れる中、ナナチが闇に囚われ、村に大きな危機の訪れる今巻。旅は、一人でも欠けては成立しない。誰もがかけがえのない仲間。ナナチが一時離脱した分、何の力も持たぬリコの勇気が道を切り開き、姫の窮地の呼び声に小さな勇者は応え駆けつける。冒険を望む子供達の夢見る瞳の輝きが眩しい中、舞台に暗雲は立ち込め、謎は謎を呼び、更に混迷は深まる。そんな巻であり、更に謎が深まり、昏さがより際立つ巻である。果たして姫が言う奴等とは。そしてレグに隠された謎と冒険の行方とは。 次巻も須らく期待である。2018/08/31