出版社内容情報
その土地に古くから根ざす習俗や信仰。
それらにまつわる奇妙な話を蒐集した、土地・神・人の怪奇取材録!
北陸地方のある山の中腹に石造りの祠があり、●(おん)というものが祀られている。
●(おん)には本来、漢字のような文字をあてるのだが、
その文字は人のために作られたものではなく、
「おん」と口にするのは許されていても、文字として記すのは禁忌とされていた。
人がその文字を軽々しく用いると、大きな禍いを呼び寄せる……と。
――「●(おん)」より
日本各地に残る土着の信仰と風習。
そこには恐ろしい謂れや背景が隠されていることがある。
山や川、海や風に宿るモノ。神。人は禁忌をもってそれらと契約を交わし、共存する道を選んできた。
その均衡が崩れる時、禍々しき何かが起きる……。
吉凶を運ぶ二つの風。山林を伐採し風の流れを変えた代償は…「祝い風・悼み風」
手加減を知らぬ子供の神が祀られた神社。願いは必ず叶うのだが…「ツヅラサマ」
土地の主である蛇を殺した祟り…「十尺蛇」
厄を引き受け、やがて厄を操るようになった家筋の集落…「溜まるところ」
土の下から迎えにくるモノ。見たものは強烈な喉の渇きを訴え…「土巫子」
他、24話収録。
【目次】
内容説明
日本各地に殘る土着の信仰と風習。そこには恐ろしい謂れや背景が隠されていることがある。山や川、海や風に宿るモノ。神。人は禁忌をもってそれらと契約を交わし、共存する道を選んできた。その均衡が崩れる時、禍々しき何かが起きる……。吉凶を運ぶ二つの風。山林を伐採し風の流れを変えた代償は…「呪い風・悼み風」、手加減を知らぬ子供の神が祀られた神社。願いは必ず叶うのだが…「ツヅラサマ」、土地の主である蛇を殺した祟り…「十尺蛇」、厄を引き受け、やがて厄を操るようになった家筋の集落…「溜まるところ」、土の下から迎えにくるモノ。見たものは強烈な喉の渇きを訴え…「土巫子」他、24話收録。
著者等紹介
烏目浩輔[カラスメコウスケ]
大阪生まれ大阪育ち。怪談蒐集と散歩が趣味。伊勢神宮をこよなく愛し、年に五、六回は足を運ぶ。2025年から怪談マンスリーコンテストに投稿を開始。最恐賞二連續受賞。ほかに佳作複数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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