竹書房怪談文庫<br> 憑き狂い―現代怪談アンソロジー

個数:
電子版価格
¥803
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

竹書房怪談文庫
憑き狂い―現代怪談アンソロジー

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年07月27日 10時39分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784801944633
  • NDC分類 147
  • Cコード C0193

出版社内容情報

日本版エクソシズム怪談集

暴れる、狂う、病む、死ぬ…
憑かれた者の凄惨な末路を10名の怪談作家が記録!

・拝み屋が手掛けた、とある憑き物祓いの生々しい顛末「実録憑依
譚」(郷内心瞳)
・人に寄生し乗っ取る都会の怪奇譚「ヤドカリとヒトカリ」(岩井志麻子)
・仕事の同僚にいきなり言われた不条理な苦情「おれ憑き」(蛙坂須美)
・幼い頃、女子寮に棲むものに魅入られたか…「高専の寮」(響洋平)
・惚れた女に言われて実行した悲劇「蛇憑き」(神薫)
・スリを生業にする男が巻き込まれた怪異譚「剃刀憑き」(雨宮淳司)
・都会からの移住者家族に起きた災難のわけ「穴二つ」(牛抱せん夏)
――ほか、Cocoやクダマツヒロシや冨士玉目など10名のベテラン&新進気鋭たちが綴る憑き物だらけの一冊!

内容説明

拝み屋が手掛けた、とある憑き物祓いの生々しい顛末「実録憑依譚」(郷内心瞳)、人に寄生し乗っ取る都会の怪奇譚「ヤドカリとヒトカリ」(岩井志麻子)、仕事の同僚にいきなり言われた不条理な苦情「おれ憑き」(蛙坂須美)、幼い頃、女子寮に棲むものに魅入られたか…「高専の寮」(響洋平)、惚れた女に言われて実行した悲劇「蛇憑き」(神薫)、スリを生業にする男が巻き込まれた怪異譚「剃刀憑き」(雨宮淳司)、都会からの移住者家族に起きた災難のわけ「穴二つ」(牛抱せん夏)ほか、Cocoやクダマツヒロシや冨士玉目など10名のベテラン&新進気鋭たちが綴る憑き物だらけの一冊!

目次

蛙坂須美(おれ憑き;犬壺騒動;餓鬼湯)
クダマツヒロシ(犬として生きる;獅子舞;ストーンヘンジ;長靴)
冨士玉目(フジミくん;にげろ;わたしはわたし;神社にて)
響洋平(集落の掟;高専の寮)
神薫(蛇憑き;気持ちのいい部屋;死んでも読みたい;赤ちゃん人形;嫌煙家)
雨宮淳司(剃刀憑き)
牛抱せん夏(穴二つ;母のハイヒール;立ち人形)
Coco(憑依型アクター;狂い咲き;犬神憑き?;石櫃;狐の祠)
岩井志麻子(ヤドカリとヒトカリ;永遠の短い眠り;虎になったおじいちゃん;緑のショコラおじさん;人豚小屋)
郷内心瞳(実録憑依譚)

著者等紹介

岩井志麻子[イワイシマコ]
岡山県生まれ。1999年、短編「ぼっけえ、きょうてえ」で第6回日本ホラー小説大賞を受賞。同作を収録した短篇集『ぼっけえ、きょうてえ』で第13回山本周五郎賞を受賞

蛙坂須美[アサカスミ]
Webを中心に実話怪談を発表し続け、共著作『瞬殺怪談 鬼幽』でデビュー。国内外の文学に精通し、文芸誌への寄稿など枠にとらわれない活動を展開している

雨宮淳司[アメミヤジュンジ]
医療に従事する傍ら、趣味で実話怪談を蒐集する。『恐怖箱 怪医』で単著デビュー、続く『恐怖箱 怪癒』『恐怖箱 怪病』で病院怪談三部作を完結させた

牛抱せん夏[ウシダキセンカ]
怪談師。現代怪談、古典怪談、こども向けのお話会まで幅広い演目を披露する

クダマツヒロシ[クダマツヒロシ]
兵庫県神戸市出身。兄の影響でオカルトや怪談に興味を持ち、幼少期から現在に至るまで怪談蒐集をライフワークとしている。2021年から怪談を語る活動を開始

郷内心瞳[ゴウナイシンドウ]
宮城県出身。郷里の先達に師事し、2002年に拝み屋を開業。2014年に『拝み屋郷内 怪談始末』で単著デビュー

Coco[COCO]
京都府出身。怪談師兼ホラープランナー。京都怨霊館」「大阪都市伝説 赤い女」などお化け屋敷をプロデュース

神薫[ジンカオル]
現役の眼科医。『怪談女医 閉鎖病棟奇譚』で単著デビュー

響洋平[ヒビキヨウヘイ]
京都府出身。クラブDJ・ターンテーブリスト・怪談蒐集家

冨士玉目[フジタマメ]
怪談蒐集家。普段はサラリーマン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

62
実話怪談集。憑依をテーマにしたアンソロジーとなっている。共通のテーマを扱いながらも著者の持ち味を堪能できるのが良いアンソロジーであるが、本作は十分その水準に達していると思う。特に顕著なのが岩井志麻子で、収録作どれも憑依という超自然的なものと著者お得意の何とも嫌な人怖が同居しているのが特徴。他にも何が起きているのか一切わからないが何か嫌なものを暗示させる雨宮淳司「剃刀憑き」や、田舎怪談の基本にとことん忠実な牛抱せん夏「穴二つ」が印象に残ったな。憑きものという古い題材を誰もが現代的に調理するのも興味深かった。2025/04/05

tomomo

16
図書館本 ⁡ 郷内さん本人の作品はもちろん好きで、既読も積んでる文庫本も沢山あるけど、読む都度思う、本当にこんなことある??←褒めてます こんな目にあったら、ちょっと自分ではどうすることも出来ない。。⁡ ⁡ 岩井志麻子さん、今回はヒトコワなお話も ホラー作家さんって面白いお名前の方多い笑!2025/07/07

花林糖

13
(図書館本)10名33話。多様な憑き物の話で面白かったけれど、やはり短すぎるのはかなり物足りなさがあるのは仕方がないかな。特に印象的だったのは富士玉目「わたしはわたし」、牛抱せん夏「穴二つ」、岩井志麻子「緑のショコラおじさん」、郷内心瞳「実録憑依譚」。2025/06/03

eyemu

12
恍惚のまま魅入られたり、憑かれた状態が本来の自分だと錯覚したり。 霊的とかでなくても、精神とか脳とかの問題としても自身にいつ起こっても、おかしくない現象だからこそ怖い。 何がきっかけで憑かれるかなんて分からないし、正直【病気】としての症状だってあり得る。 ここに書いてある憑かれた人たちの姿は、明日の自分自身かも知れないと思うと本当に怖い。2025/06/05

ゆう

11
一話一話がかなり短いので、そんなに入り込まずに軽く読めて、それほど怖くもなかった。 ちょっと変わった話が読みたい人にはお勧め。2025/06/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22494593
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品