竹書房怪談文庫<br> 着ル怪談

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竹書房怪談文庫
着ル怪談

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784801942332
  • NDC分類 147
  • Cコード C0193

出版社内容情報

持ち主の念が宿る「着るもの」に纏わる最恐の怪異譚52話!

その芸者は鴨居からぶらさがっていました…
「なぜか例の青い着物に着替えて」
そして真っ赤に充血した目玉が――
「青い着物」川奈まり子 より

着物、洋服、帽子、靴、眼鏡…身に着けるものには持ち主の業と情念がいつまでも蠢いている。
真夏の肝試し、Tシャツ姿で参加していたはずの友人が最後に着ていたのは…「赤いセーター」(郷内心瞳)
女子高生の夢に現れる中年男が渡してくる白い布とは…「彼シャツ」(つくね乱蔵)
夜道で遭遇したコート姿の変質者、あるスケ番の不思議な体験…「脱グ怪談」(加藤一)
義母からの着物を手放す度に嫁の運気が上がっていった理由は…「頑張り屋のトモちゃん」(夜行列車)
自分とそっくりな女が着ていたのは見覚えのあるワンピースで…「ドッペルゲンガー」(木根緋郷)
ほか、気鋭の22人が綴る「着る」に纏わる怪異譚全52話!
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内容説明

着物、洋服、帽子、靴、眼鏡…身に着けるものには持ち主の業と情念がいつまでも蠢いている。真夏の肝試し、Tシャツ姿で参加していたはずの友人が最後に着ていたのは…「赤いセーター」(郷内心瞳)、女子高生の夢に現れる中年男が渡してくる白い布とは…「彼シャツ」(つくね乱蔵)、夜道で遭遇したコート姿の変質者、あるスケ番の不思議な体験…「脱グ怪談」(加藤一)、義母からの着物を手放す度に嫁の運気が上がっていった理由は…「頑張り屋のトモちゃん」(夜行列車)、自分とそっくりな女が着ていたのは見覚えのあるワンピースで…「ドッペルゲンガー」(木根緋郷)ほか、気鋭の22人が綴る「着る」に纏わる怪異譚全52話!

目次

赤いセーター(郷内心瞳)
二人羽織(郷内心瞳)
ジャフラー(郷内心瞳)
前の人(郷内心瞳)
この世に残る想いの白(郷内心瞳)
首だけ残され(郷内心瞳)
タブー(郷内心瞳)
そこにあった黒(松本エムザ)
初日の幕が上がるとき(松本エムザ)
父の願い、母の祈り(松本エムザ)
ピンクと赤(つくね乱蔵)
吊るしのスーツ(つくね乱蔵)
彼シャツ(つくね乱蔵)
腹黒い帯(つくね乱蔵)
糸(ねこや堂)
お召し替え(蛙坂須美)
帽子とトレンチコートとあいつ(蛙坂須美)
アーバンシティ(ホームタウン)
眼鏡の件(ホームタウン)
インスパイア(三雲央)〔ほか〕

著者等紹介

蛙坂須美[アサカスミ]
東京都出身。2022年、共著『瞬殺怪談 鬼幽』でデビュー。文芸誌に短篇小説や書評、エッセイを寄稿するなど、ジャンル横断的な活動をしている

雨宮淳司[アメミヤジュンジ]
福岡県北九州市出身。精神科看護師として医療に従事しながら怪談を蒐集。2006年『「超」怖い話 超‐1怪コレクション』に「直腸内異物」が掲載される。以後、単著・アンソロジー等で怪談を発表

おてもと真悟[オテモトシンゴ]
福島県出身。怪談語り。怪談ライブの主催をはじめ、テレビ番組、ウェブメディアに出演。FMラジオの怪談番組パーソナリティも務める。怪談作家・夕暮怪雨とユニット「テラーサマナーズ」としても活動

加藤一[カトウハジメ]
1991年刊行の『「超」怖い話』(勁文社版シリーズ第一巻)に最古参共著者として参加し、怪談著者デビュー。以後の三十四年を怪談とともに歩む。『「超」怖い話』四代目編著者、監修者

神沼三平太[カミヌマサンペイタ]
大学や専門学校等で教鞭を執る傍ら怪異体験談の蒐集執筆を行う。竹書房怪談文庫で二千三百話を超える実話怪談を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

53
実話怪談アンソロジー。現代人が逃れられない「服を着る」という行為。大体の人が風呂に入っている以外はその行為をしていると思うのだけど、本書では逃れられないそれと直結した怪異ばかりが収められている。割とオーソドックスな怪談から嫌で堪らない話まで収録されているのだが、やはり記憶に残るのは嫌な話ばかりだなあ。ある意味昭和を思わせるような内容とは裏腹の残酷さを秘める「頑張り屋のトモちゃん」やもう著者名を見ただけで身構えてしまうつくね乱造「彼シャツ」等はその極み。平凡な行為、身近にある物が怪異に変わる一冊でした。2025/02/02

eyemu

12
いつも身に着けているもの=衣類なので、凄い呪物になりそう。 この本の中には呪物化した着ルものの怪談がぎっしり。 気持ち悪かった。 最近は怖いよりも気持ち悪い方が、自分の中での恐怖を増長させてる気がする。2025/02/01

ヴィオラ

12
今回はホームタウンさんの2本が良かった。本末転倒かもしれないけど、著者が書いた「実話」の枠を取り払った小説を読んでみたい。 蛙坂須美さんの「帽子とトレンチコートとあいつ」は、あの歌のタイトルに似てるなぁ…と思って検索して、歌詞意外に怖っ!ってなるまでがワンセットか?w2025/01/15

みかん猫

2
衣服関係の怪談、少しでも衣服が絡んでたら良いのでバリエーション豊か。メルカ○のようなフリマで買ったものの怪異があったりしてやはりフリマは信用ならぬ…となったり🙄2025/02/25

こたつ

2
【KindleUnlimited】2025/02/24

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