柳亭小痴楽―令和の江戸っ子まくら集 シブラク編

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柳亭小痴楽―令和の江戸っ子まくら集 シブラク編

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784801940307
  • NDC分類 913.7
  • Cコード C0093

出版社内容情報

70年代後半から80年代前半の新人落語家コンクールを総なめにした五代目柳亭痴楽を父親に持ち、その豪放磊落な生き様を幼心に見ていたせいか、二世落語家ののんびりとしたイメージではなく、喧嘩っ早くて情に厚く、寝坊癖で破門にされるなど破天荒な面もある日常をシブラクのまくらで語ったエピソード集。小痴楽が高座で語ると令和の江戸っ子を見る様な雰囲気になる。師の中学時代のヤンキー気質の思い出と、2018年に結婚した女房に頭が上がらない今の生活とのギャップや、操作が全く出来ないのに、見栄からMacノートを購入してカフェで佇んでいることなど、小痴楽にかかると何気ない日常が爆笑のエピソードにかわる。故・落語芸術協会会長桂歌丸師に可愛がられて、歌丸師匠の独演会の前方を務めることも多かったが、「年寄りを甘やかすと死期が早まっていけねぇ」と、本番ギリギリに楽屋に迎えに行き、歌丸師匠を廊下で走らせるなど悪戯エピソードもなぜか憎めない話術で披露していた。
三代目柳亭小痴楽師が毎月出演している渋谷らくご(2014年11月発足)の音源より、厳選した小痴楽師のまくらを活字化します。
帯推薦文は、シブラクのキュレーター・サンキュータツオ氏。

内容説明

見た目はイケメンの優男、口を開けば威勢のいい啖呵口調の語り口!TBS日曜劇場で本人役の出演など、注目株の柳亭小痴楽のまくら集!

目次

成金仲間とベトナム旅行
小痴楽、SNS事始め
お前、父ちゃんみたいになっちゃうよ
お酒飲みのお噂
こしら兄さんのお噂
知らない言葉、使っちゃいけない言葉
噺家って、人の死を重く考えない
真打昇進秘話
「嘘から出たまこと」の真打昇進
高いベッドを買いました
お祭り屋台の師匠
居心地の悪い世の中へ
大人3人に、バカ1人
しくじり倒しの14年間
2年前の寝坊事件と、べらぼうの正体
名前当てゲーム
年賀状、〓末記
落語家の引っ越し事情
ああいうプロになりたい!
無意識にやっていたエコロジー
夏をさがして
賞の行方より、まくらの行方
さよならマエストロ出演秘話
パワハラモラハラが怖くて、噺家やってられるか!

著者等紹介

柳亭小痴楽(三代目)[リュウテイコチラク]
本名:沢辺勇仁郎。出身地:東京。五代目柳亭痴楽の次男。生年月日:1988年12月13日。紋:蔓結び片喰。2005年7月16歳の時に入門を申し出た途端に父が病に臥したため、二代目桂平治(現:桂文治)へ入門「桂ち太郎」。2009年11月二ツ目昇進を期に「三代目柳亭小痴楽」を襲名。2011年2月「第22回北とぴあ若手落語家競演会」奨励賞を受賞。2015年10月「平成27年度NHK新人落語大賞」ファイナリスト。2016年10月「平成28年度NHK新人落語大賞」ファイナリスト。2019年9月真打昇進(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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西澤 隆

5
こんど小学生に「漢字イヤだ」と言われたら「小痴楽って噺家が『漢字まぜて書くと紙が半分になってSDGsだ』って言ってたぞ」とか言ってみよう。ホールでの落語会での噺に入る前のマクラ。だから寄席とかそこにいない人とか、中にはいるひとに対してもの「アレコレ」がいろいろ出てくるのだけれど、それはそれで陰湿な陰口ではなくある種の芸。伯山のラジオがあれだけねたみそねみ悪口ばかりなのにある種の品があるのもそうだけれど、古典芸能界隈のひとたちのこの見事に見切る距離感の測り方と、楽しむ客の側のある種の度量の広さは、いいなあ。2024/09/20

lyrical_otoca

2
落語家のまくらが大好きな私にはご褒美のような本だった。小痴楽師匠のまくらは際どいところもあるけど、やっぱり面白い。落語という閉鎖的な場でだから言える話で、不謹慎が好きな人はインターネットではなく落語聞いた方がいい。2024/08/16

KT

1
小痴楽師匠にはこれが許される口調と声質の「軽さ」(これは芸人にとって神様の授かり物のようなもの)と愛嬌がある。甘え上手でかわいい。だから何度も聴きたくなる。(p.253)2025/05/10

うっず

1
☆☆☆ 落語の本編に入る前のまくらだけを録音から起こして書かれた本。内容的には面白かったりそうでもなかったり。結局、文字に起こされたものだと、空気感が分からずなのだろう。2024/08/21

kaz

0
小痴楽の語り口が目に浮かぶよう。これからの小痴楽の活躍に期待。図書館の内容紹介は『見た目は優男、口を開けば威勢のいい啖呵口調の語り口! 真打昇進秘話、落語家の引っ越し事情…。令和の江戸っ子、落語家・柳亭小痴楽の「渋谷ユーロライブ渋谷らくご(シブラク)」での「まくら」を文章化して紹介する』。 2025/02/02

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