出版社内容情報
千歳に実在した死を呼ぶ店。
あの最恐物件・円形マンションに連なるさらなる忌み地を徹底取材。
霊に侵蝕された一家の辿る運命を追う不吉な実話怪談!
実話怪談のレジェンド、「超」怖い話シリーズ四代目編著者が長きに亘る取材で丹念に証言を聞き集め、怪の全貌を明らかにする渾身の実話怪談集。
●雨の山で聞こえた〈みぃつけた〉の声。
不穏な空気に下山を試みるも帰り道が…「隠しんぼ」
●不慮の事故で客死した友人を悼むうちにとり憑かれた己のものではない悔悟の念。
気がつくと右手が…「去りゆく君へ」
●市営アパートの寝室でふと目を覚ますと箪笥の脇に座っていた青い男。
夢かと思ったが引っ越し先で奇妙な符合が…「夢のまた夢」
●一家の父の暴力から逃れて母子がたどり着いた長屋で起きる怪。
押し入れの天井に書かれていたのは…「親子のすむ家」
●千歳の最恐スポット「円形マンション」の周辺で起きていた更なる怪現象。
呪われた店の?末を記した「六文銭の店」他、渾身の24話!
内容説明
実話怪談のレジェンド、「超」怖い話シリーズ四代目編著者が長きに亘る取材で丹念に証言を聞き集め、怪の全貌を明らかにする渾身の実話怪談集。雨の山で聞こえた“みぃつけた”の声。不穏な空気に下山を試みるも帰り道が…「隠しんぼ」、不慮の事故で客死した友人を悼むうちにとり憑かれた己のものではない悔悟の念。気がつくと右手が…「去りゆく君へ」、市営アパートの寝室でふと目を覚ますと箪笥の脇に座っていた青い男。夢かと思ったが引っ越し先で奇妙な符号が…「夢のまた夢」、一家の父の暴力から逃れて母子がたどり着いた長屋で起きる怪。押し入れの天井に書かれていたのは…「親子のすむ家」、千歳の心霊スポット「円形マンション」の周辺で起きていた更なる怪現象の顛末を記した「六文銭の店」他、渾身の24話!
目次
そんなに怖くないタクシー怪談
秘密の釣り場
着物の女
観光地には昼間に行け
気遣い
システムダウン
アンノウン
隠しんぼ
もう死んじゃうよ
父の葬儀
殯の夜
おしゃぶり
哄笑
通訳とコンサル
たぶんもう一度ある
体育座り
夜勤の夜
ニーチェ曰く
去りゆく君へ
幽霊屋敷
夢のまた夢
工場長
親子の住む家
六文銭の店
著者等紹介
加藤一[カトウハジメ]
1967年静岡県生まれ。人気実話怪談シリーズ『「超」怖い話』4代目編著者として、冬版を担当。また新人発掘を目的とした実話怪談コンテスト「超‐1」を企画主宰、そこから生まれたレーベル『恐怖箱』シリーズの箱詰め職人(編者)としても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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