オシムの遺産―彼らに授けたもうひとつの言葉

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オシムの遺産―彼らに授けたもうひとつの言葉

  • 島沢 優子【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784801935280
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0093

出版社内容情報

この世を去って1年が経とうとしている。2003年から2007年という短い時間ながら、日本サッカーの発展に多大な影響を与えたイビチャ・オシム(享年80)。ジェフユナイテッド市原・千葉をJリーグで優勝争いができるクラブにまで押し上げ、最後の2年弱は日本代表監督として過去に類を見ない躍動的なサッカーを見せてくれた。
そんなオシムから人知れず「もうひとつの言葉」を授かった人たちがいた。育成、普及、指導、教育、リーダーシップ研究、スポーツ医療…様々な分野でオシムのフィロソフィーを受け継ぐ11人の男たちの情熱と葛藤とは?
気鋭のスポーツジャーナリストが伝える
オシムが遺してくれたものを日本の未来にどう活かしていくべきか?

内容説明

オシムが遺くしてくれたものを日本の未来にどう活かしていくべきか?日本サッカーの発展に多大な影響を与えたイビチャ・オシムから人知れず「もうひとつの言葉」を授かった人たちがいた。育成、普及、指導、教育、リーダーシップ研究、スポーツ医療…様々な分野でオシムのフィロソフィーを受け継ぐ11人の男たちの情熱と葛藤とは?気鋭のスポーツジャーナリストが伝える。

目次

第1章 継ぐ「それでも人生は続く」―佐藤勇人
第2章 野心「もっと上を見ろ。空は果てしない」―羽生直剛
第3章 進化「おまえが指示を出したら、その選手が下手になる」―小倉勉
第4章 探求「限界に限界はない。限界を超えれば、次の限界があらわれる」―池田浩
第5章 約束「汗をかく選手を大切に扱う。それが我々のチームだ」―祖母井秀隆
第6章 改革「サッカーのやり方ではなく“サッカーすること”を教えなさい」―池上正
第7章 辿る「ピッチ上で起こることは、人生でも起こり得る」―間瀬秀一
第8章 紡ぐ「コーチは調教師ではない」―千田善
第9章 繋ぐ「やるかやらないかは、おまえが決めろ」―吉村雅文
第10章 証明「レーニンは『勉強して、勉強して、勉強しろ』と言った。私は選手に『走って、走って、走れ』と言っている」―夏原隆之
第11章 昇華「作った人間なら、それを変えることもできる」―森田太郎

著者等紹介

島沢優子[シマザワユウコ]
ジャーナリスト。筑波大学卒業後、英国留学などを経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1993年~96年までジェフユナイテッド市原(現在は市原・千葉)を担当。98年よりフリー。スポーツ及び教育の現場を長く取材。公益財団法人日本バスケットボール協会インテグリティ委員、沖縄県部活動改革推進委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

106
「サッカーは人生の縮図だ」2003年から2007年までジェフ市原の監督から日本代表監督となり、日本サッカーの日本化を目指したオシムの遺産は、関わりのあった多くの人々に脈々と息づいている。「日本の選手は他人の言うことを聞きすぎる。日本の選手はコーチが右に行けと言ったら、右に行く。ヨーロッパの選手はわざと左に行くよ」監督として重視していたのは、ゴールに直結したプレーよりも、リスクを冒してチャレンジしたか、チームのために献身的にプレーしたかであった。羽生が人生に悩みオシムが送った言葉「今までの努力と失敗を疑え」2023/06/20

まこみや

50
日本サッカーの歴史は、オシム以前と以後とに分つことができるのではないか。命じられたことに忠実な安全指向の(逆に言えば無責任な)サッカーから、選手の意志と責任によって臨機応変にリスクを冒す流動的かつ組織的な主体的サッカーへ。日本人の負の面と向き合って自ら変わる勇気と決断力を持つためには何が必要か。惜しくも業半ばに倒れたが、彼の指導者としての言動や姿勢から学ぶことは多い。彼の蒔いた種は彼に学んだ人々の中に確実に育っているようだ。オシムとは単にサッカーの指導者たるにとどまらず、本質的に優れた教育者であった。2023/06/25

名古屋ケムンパス

42
サッカーを愛するすべての人に贈られたバイブル。ジェフ市原と日本代表を率いた偉大な監督への哀悼の書です。また、「サッカーは人生の縮図だ」とする哲学書でもあります。私たち日本人に「立ち止まるな。考えながら走れ」とのオシムの声が、今も確かに聞こえてきます。間違いのない良書。2024/01/27

yyrn

28
佐藤勇人、羽生直剛、小倉勉、池田浩、祖母井秀隆、池上正、間瀬秀一、千田善、吉村雅文、夏原隆之、森田太郎の11人の証言から、昨年22年5月に亡くなったオシム監督が日本のサッカー界に残した計り知れない功績を明らかにしてくれる本。▼選手として薫陶を受け、その鋭さを肌で感じてきた者、コーチとしてその独創的な指導に心酔し全てを学び取ろうとした者、そのオシムに惚れ込み日本招聘のために様々なアプローチをした者、チームドクターや通訳として身近に人間オシムを感じてきた者、練習相手として何度も対戦するうちにその指導力に⇒2023/09/07

25
「ピッチ上で起こることは、人生でも起こり得る」サッカーを人生の一部と捉えた指導。戦争を知り、サッカーのみならず人生経験も豊富なだけに指導に深みがある。「リスクを冒してでも相手の嫌がるプレーを選択し、自分で考え、責任を持て」常に考えることを求めた。コーチには「お前が指示を出したら、その選手が下手になる」とまで言った。しかし誰よりもサッカーを知ろうとする姿も印象的。指導者の鏡である。選手よりサッカーを知っているという事実をみせてやれば選手はついてくる。トップが学ぶことをやめたら、その組織は終わりだ。2023/05/29

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