ラズベリーブックス<br> 放蕩子爵のやっかいな約束

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ラズベリーブックス
放蕩子爵のやっかいな約束

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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784801932241
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

「きみは自分が美しいとわかっているはずだ。」
顔に傷のあるエミリーは憧れの人と再会した。
ただし、彼の役割はただのお目付け役で……


モーリー子爵マルコムは、親友の侯爵ケイレブから、屋敷で2週間に渡り開かれる結婚パーティの期間中、内気な妹エミリーの面倒を見てもらえないかと頼まれた。エミリーは、12歳の時に不慮の事故で双子の兄を目の前で亡くし、自らは顔に消えない傷を負い、以来、心を閉ざしてひっそりと暮らしていた。しぶしぶイエスと答えたマルコムは、約束通りエミリーのお目付け役として気を配ることにした。
いっぽう、エミリーは幼い頃に憧れていたマルコムとの再会に心を躍らせていた。だがそれもつかの間、目の前に現れたマルコムは、なぜか自分にだけ不愛想で意地悪を言い、思い出の中の優しい男性とは変わってしまっていた。マルコムは最初はこの役割にいらいらしていたものの、エミリーの中に本人ですら存在を知らない気骨を感じ取り、ないがしろにされていい存在ではないと周囲に示させようとしたのだ。
”約束“に縛られて付き添っているだけだと思っていたマルコムと、彼の本心を知らないエミリー。互いに心を閉ざしていたふたりはすれ違いながら惹かれ合って――。ゴールデンハート賞受賞作続編!

内容説明

モーリー子爵マルコムは、親友の侯爵ケイレブから、屋敷で2週間に渡り開かれる結婚パーティの期間中、内気な妹エミリーの面倒を見てもらえないかと頼まれた。エミリーは、12歳の時に不慮の事故で双子の兄を目の前で亡くし、自らは顔に消えない傷を負い、以来、心を閉ざしてひっそりと暮らしていた。しぶしぶイエスと答えたマルコムは、約束通りエミリーのお目付け役として気を配ることにした。いっぽう、エミリーは幼い頃に憧れていたマルコムとの再会に心を躍らせていた。だがそれもつかの間、目の前に現れたマルコムは、なぜか自分にだけ不愛想で意地悪を言い、思い出の中の優しい男性とは変わってしまっていた。マルコムは最初はこの役割をやっかいだと思っていたものの、エミリーの中に本人ですら存在を知らない気骨を感じ取り、ないがしろにされていい存在ではないと周囲に示させようとしたのだ。“約束”に縛られて付き添っているだけだと思っていたマルコムと、彼の本心を知らないエミリー。互いに心を閉ざしていたふたりはすれ違いながら惹かれ合って―。ゴールデンハート賞受賞作続編!

著者等紹介

ブリトン,クリスティーナ[ブリトン,クリスティーナ] [Britton,Christina]
初めてロマンス小説を書いたのは13歳の頃。その後しばらくはアートの世界にいたものの、現在はフルタイムで小説を執筆している。サンフランシスコのベイエリアで夫と2人の子供と一緒に暮らしている。シリーズ前作“With Love in Sight”(邦題『侯爵と内気な壁の花』)は2017年ゴールデンハート賞を受賞し、2019年リタ賞にもノミネートされている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

30
お兄ちゃんがひどく内気な妹のために親友を狩りだすところからお話が始まります。12歳の時の事故で双子の兄を失い、顔にひどい傷を負った妹さんの境遇も悲しいですが、両親の死後、唯一の信頼できる相手だったはずの兄に恋人を奪われたあげく先立たれた男子のトラウマも相当なもの。これ以上傷つきたくない二人がぎこちなく距離を縮めていく過程が、丁寧に描かれています。次回も楽しみ!2022/12/15

aiko

4
友人から妹の見守りを頼まれ最初は渋々だったマルコムが隠れがちなエミリーの良さ・強さを見出しのめり込んでいく様子や、エミリーが自分の力を今一度自覚していく過程が大変ときめき&読み応えありました。 そして悪役が本当〜に悪い!彼女にはバチが当たりますように。2022/09/02

ユキタ

2
前作にも影を落としていた、傷痕が理由で臆病に生きてきたエミリーが自分の殻を破って生来の強さを取り戻すまで。放蕩子爵の過去が、うまくいきそうな事態を引っ掻き回すことといったら!強くあろうとするエミリーと裏腹に、放蕩子爵の不甲斐なさと誤解を招く隙だらけの行動が非常に歯がゆかった。2023/08/30

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