竹書房怪談文庫<br> 湘南怪談

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竹書房怪談文庫
湘南怪談

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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784801928534
  • NDC分類 147
  • Cコード C0193

出版社内容情報

暴走族が恐れる霊障・江の島病
茅ヶ崎海岸に漂着する呪いの瓶
異界と繋がる鉄砲通り
湘南モノレールに憑くモノ
オチョバンバの石碑の祟り
平塚新港の霊道マンション

サーファー、暴走族、恋人達の聖地「湘南」のご当地実話怪談集。
海の聖地の闇スポットと実際に起きた怪事件を茅ヶ崎出身の著者が徹底取材!
本当は怖い湘南怪岸!

(目次より抜粋)
第1章 稲村ヶ崎から江の島
「稲村ケ崎公園」」…公園でプロポーズをすると地面から黒い手が…
「江の島病」…湘南を走る暴走族の間で実しやかに語られる謎の霊障

第2章 鵠沼海岸から辻堂海岸
「先輩達の部屋」…鵠沼海岸のサーファー専用アパートに棲みつく女の霊
「駐車場」…辻堂海水浴場近くのスーパーの駐車場に出る溺死者の霊

第3章 茅ヶ崎海岸
「漂着物」…海岸に漂着した呪いの瓶。中にはある女性タレントの名前が
「潮の井戸」…茅ヶ崎海岸の屋敷の古井戸の周りに出現する河童の足跡

第4章 茅ヶ崎市内陸部
「茅ヶ崎駅」…線路にいた子供が忽然と消えた事件と人身事故を招く白い手
「オチョバンバの石碑」…触れる者は祟りに遭うと書かれた供養塔の恐怖

第5章 平塚
「堤防通り」 ランニングをしていると、腕のない子供の霊が背後から…
「平塚のアパート」殺人事件があったというアパートで撮られた恐怖の心霊写真

ほか、戦慄の全45話!

内容説明

サーファー、暴走族、恋人達の聖地・湘南。その闇スポットと実際に起きた怪事件を地元出身の著者が徹底取材したご当地実話怪談集。突然平衡感覚が狂う謎の怪現象、暴走族が恐れる「江の島病」とは?生首を抱いた大男の霊が泣く…義経と弁慶ゆかりの寺、腰越万福寺。海から水死体の霊があがってくる鵠沼海岸のマンションと辻堂団地。茅ヶ崎海岸に漂着した呪いの瓶。中にはある女性タレントの名前が。線路から消えた幻の子供と、白い手が人身事故を誘う茅ヶ崎駅の怪。殺人事件があったという平塚のアパートで撮られた恐怖の心霊写真。触ると祟られる円蔵のオチョバンバの石碑…ほか、戦慄の全45話!

目次

第1章 稲村ヶ崎から江の島(稲村ヶ崎公園;初盆 ほか)
第2章 鵠沼海岸から辻堂海岸(サーフボード;先輩達の部屋 ほか)
第3章 茅ヶ崎海岸(けつ持ち;キスしてあげよっか ほか)
第4章 茅ヶ崎市内陸部(三角形の空き地;茅ヶ崎駅 ほか)
第5章 平塚(堤防通り;色々な女がやってくる ほか)

著者等紹介

神沼三平太[カミヌマサンペイタ]
神奈川県茅ヶ崎市出身。大学や専門学校で非常勤講師として教鞭を取る一方で、怪異体験を幅広く蒐集する。「恐怖箱百式」シリーズのメイン執筆者としても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

261
地元出身の神沼三平太さんが郷土愛を込めて書き上げた全45編の怪異譚集は素晴らしい出来でしたよ。ビーチでの若者たちの体験談が圧倒的に多いですが、あえて少数派の著者の実力が一目瞭然の少し長めの秀作を紹介しますね。『オチョバンバの石碑』茅ヶ崎の円蔵という地域にオチョ(お千代)バンバの石碑という小さな供養塔があった。以前は茅ヶ崎唯一の心霊スポットと呼ばれたが現在は移転され近隣のお寺で供養されている。伝承によれば、この石碑に触れる者は祟りに遭うと言われていた。小学生の春雄が塾帰りに件の石碑のある砂利道を歩いていた。2023/01/21

チョコ

69
地元の話で、あそこか、あそこね、っと怖さ倍増ー! 淡々と友達が話してるかのような短い話が沢山でちょっとずつ読んでみた。 書店カバーかかった状態で妹が貸してくれて、雪の日に読み始めたのでさらに寒さも倍増してしまいました! 鎌倉は鎌倉だけで1冊になるくらいだということで鎌倉版出るのも楽しみ!2022/02/15

HANA

63
実話怪談集。湘南を舞台としたご当地怪談。湘南というとまず第一に出てくるのがサザンとかサーファーという単語、ある意味陽キャの聖地で怪談とは水と油の土地のような気がする。その中で怪談を見つけ出すのは大変だと思うのだが、ほとんどの話が土地柄を反映してかわりと即物的。直接的に幽霊が出たとか、缶ビールが潰れていったとか、直接的でパワー系の話が多い。怪談にはかそけさとか余韻を大事にしたいので、ちょっと合わなかったかな。とあれ神奈川でも鎌倉でもなく、湘南という限られた地域を舞台にこれだけの話を作ったのは素直に凄い。2021/11/21

あたびー

48
作者の生まれ育った地域の怪談集だそうで。どうしてもサーファーや海関係が多くて、サザンのメロディが頭の中をぐるぐる回ります(ラチエン通りの名前も出るから余計)。しかしいくつか土地の伝承に纏わる怪談もあって、そういうのも楽しめました。カッパらしきものに結婚指輪を取られる話とか愛らしかったです。ところで、関東大震災の時は湘南でも大きな津波があったと思うのですが、それに関連する怪談ってないんですね。2023/05/08

モモ

47
ご当地怪談シリーズ。東は鎌倉市の稲村ヶ崎、西は平塚市の袖ヶ浜、北は新湘南バイパス付近限定の湘南怪談。鎌倉は怪異の宝庫なので入っていないそうだ。湘南モノレールの底にはりつく男性の霊。でも湘南江の島駅までに落っこちるのだそう…。江の島に来ると頭痛がする江の島病。合わない人が頭痛するそうだが、私は頭痛がしなくてよかった。なかなか楽しめる一冊でした。2022/08/07

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