竹書房怪談文庫<br> 恐怖箱 厭熟

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竹書房怪談文庫
恐怖箱 厭熟

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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784801924987
  • NDC分類 147
  • Cコード C0193

出版社内容情報

絶望系怪談作家の異名をとる著者の後味最恐怪談。生者と死者の、人間の闇が際立つ【厭】シリーズ最新作!

内容説明

家や土地の祟りから、悪行の報いとして受けた呪いまで、底冷えのする恐怖実話がずらり。押し入れから続々と出る見覚えのないゴミ。最後に見つけた木箱の中を見た途端、すべての記憶が蘇る…「紗耶香様」、パワハラで辞めた社員らが結成する上司を呪い殺す会、その成果は…「団体交渉」、夜中に聞こえる赤ん坊の声。出所は背中の彫り物…「入れ墨」、藁人形の始末を任された集落の家。怠ると何が…「ヒトカタ供養」、屋根裏に座敷牢のあった家の跡地に建つマンション。事情を知る近隣住民は…「生贄マンション」他、熟しきった怨念が放つまやかしの甘き芳香。戦慄の全38篇!

著者等紹介

つくね乱蔵[ツクネランゾウ]
福井県出身。第2回プチぶんPetio賞受賞。実話怪談大会「超‐1/2007年度大会」で才能を見いだされデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

240
2021年1月に刊行されたベテランつくね乱蔵さんの13年目の単著7冊目ですが、長く書くという事は、それだけ怪異のネタも段々と減って厳しくなるだろうなとも思いますが、それでも若造には出せない味のベテランならではの貫禄の筆致で読ませますね。今回はワンニャンの出てくるえげつない秀作2編を紹介しますね。『猫とおじさん』藤岡さんは両親と共に3日前に葬儀を終えた叔父・浩一のマンションへ後片付けに向かった。叔父は気が弱くて控え目で優しい人だった。皆で3階の部屋へと向かい先を行く父が「帰ってくれ」という声を聞いたらしい。2022/02/17

HANA

64
実話怪談集。とても嫌だなあ。嫌な話ばかりなのに、読み進めるにつれその嫌さが深まっていくばかりなのに、読むのを止められない。「軽トラ」から「鯉の餌」「土饅頭」「ヒトカタ供養」まで、怖いというよりひたすら理不尽な話が続く。人生は一寸先は闇というが、その闇を可視化したような作品ばかりで、実に読み応えがある。特に巻末の「不幸日記」。安全地帯から恐怖を楽しむ怪談読みにとってはこの上ない戯画化と毒。個人的には『隣の家の少女』をなんとなく思い出しながら読んだ。題名通り嫌さが熟して、怪談読みにとっては何とも甘美な一冊。2021/01/24

坂城 弥生

52
『強い悪意』を感じる話が多かった。 「定まらず」最後の一言に背筋がゾッとした。確かに。と思ってしまう。 「助っ人参上」「守護霊」「団体交渉」の3つは個人的に好きな話でした。因果応報。2021/01/14

NAO

14
やばい話が多い。救われないなあ、かかわる前に逃げるべし。2022/05/12

14
熟して今にも腐り落ちそうな話。全体を通してじっとり厭な話が続く。ラストの「不幸日記」書いてる人は何者なんだろうか?2021/01/31

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