竹書房文庫<br> 最後の巡礼者〈上〉

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竹書房文庫
最後の巡礼者〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 382p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784801924116
  • NDC分類 949.63
  • Cコード C0197

出版社内容情報

「ガラスの鍵賞」「リヴァートン賞」「マウリッツ・ハンセン新人賞」受賞
――北欧のミステリ賞で三冠を成し遂げた警察小説の傑作、日本上陸!!

二〇〇三年六月八日、第二次世界大戦の英雄カール・オスカー・クローグの死体が自宅で発見された。ノルウェー貿易相まで登り詰めた老人は鳥のくちばしにつつかれたように切り刻まれ、犯人に強い殺意があったのは明らかだ。だが、手掛かりは凶器――ナチスの鉤十字が刻まれたナイフしかない。警察本部では犯人像を見いだせず、捜査は行き詰まってしまう。
そんな中、トミー・バーグマン刑事は二週間前に発見された三体の白骨死体との関連性を見出す。戦時中に殺された三人は、親ナチ派のノルウェー人実業家グスタフ・ランデの娘のセシリア、婚約者のアグネス・ガーナーとメイドだった。彼女たちはグスタフの近親者ゆえにクローグらレジスタンスの標的にされ、粛清された三人の縁者が復讐のためにクローグを殺した。そう推理したバーグマンは、六十余年前の事件の真相に挑む決意を固める。
一九三九年八月、アグネス・ガーナーは自らの手で愛犬を殺した。それがイギリス諜報部の最後の試験だったからだ。どうしてこんなことができるのか、自分でもわからない。確かなことは、ナチスを倒さねばならないということだけだ。その決意を胸にアグネスは故郷ノルウェーへ帰還する。人生を狂わせる運命の出会いが待ち構えていることも知らずに……。

内容説明

二〇〇三年六月八日、第二次世界大戦の英雄カール・オスカー・クローグの死体が自宅で発見された。ノルウェー貿易相まで登り詰めた老人は鳥のくちばしにつつかれたように切り刻まれ、犯人に強い殺意があったのは明らかだ。だが、手掛かりは凶器―ナチスの鉤十字が刻まれたナイフしかない。警察本部では犯人像を見いだせず、捜査は行き詰まってしまう。そんな中、トミー・バーグマン刑事は二週間前に発見された三体の白骨死体との関連性を見出す。戦時中に殺された三人は、親ナチ派のノルウェー人実業家グスタフ・ランテの娘のセシリア、婚約者のアグネス・ガーナーとメイドだった。彼女たちはグスタフの近親者ゆえにグローグらレジスタンスの標的にされ、粛清された三人の縁者が復讐のためにクローグを殺した。そう推理したバーグマンは、六十余年前の事件の真相に挑む決意を固める。一九三九年八月二十四日、アグネス・ガーナーは自らの手で愛犬を殺した。それがイギリス諜報部の最後の試験だったからだ。どうしてこんなことができるのか、自分でもわからない。確かなことは、ナチスを倒さねばならないということだけだ。その決意を胸にアグネスは故郷ノルウェーへ帰還する。人生を狂わせる運命の出会いが待ち構えていることも知らずに…。「ガラスの鍵賞」「リヴァートン賞」「マウリッツ・ハンセン新人賞」受賞―北欧のミステリ賞で三冠を成し遂げた警察小説の傑作、日本上陸!!

著者等紹介

スヴェン,ガード[スヴェン,ガード] [Sveen,Gard]
ノルウェー在住。2013年『最後の巡礼者』でデビュー。この作品でノルウェーのミステリ大賞「リヴァートン賞」、「マウリッツ・ハンセン新人賞」、北欧でもっとも権威のあるミステリ文学賞「ガラスの鍵賞」の三冠を達成。執筆業のかたわら、ノルウェー国防省の上級顧問を務める

田口俊樹[タグチトシキ]
1950年奈良市生まれ。早稲田大学第一文学部卒。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆのん

79
久しぶりの北欧ミステリー。章が短くて読みやすいかと思いきや各章ごとに時代が飛ぶ為、慣れるまで時間がかかってしまった。惨殺された現在の事件、見つかった3体の人骨、過去の自殺などなど読み進んでいくに従って謎は深まる。現在と過去の事件がどのように1本の線になるのか、影に潜む動機は何なのか…。犯人探しだけでは無い面白さがある。真相は下巻で。2552020/11/12

キムチ

68
マンケルロスが応えたこの秋「ノルウェー国防省上級顧問」の執筆❔北欧ミステリ3冠王!という記事に飛びつき、予約。読み始めから、脳みそをぐぃっと捉まれ息もつけぬ面白さ。読み終えるのが勿体なく、わざとゆっくり読み進む。1945・2003年パートが交互に展開。露vs北欧諸国に英国の絡みは最近海外映画でよく見てどうやら理解できて来たが、ナチスに北欧が連合軍絡みでこう関わって行く闇の政争は無知も同然。懐かしき地名~ヨーテボリ・リレハンメル。難儀な名前多出すれども、何れの時代にも出てくるのが作品のキ―パーソンだから2020/12/08

29
時代が前後して、ちと読みにくいものの、面白いです。北欧も大戦の影響があったんですね、ホント歴史を知らず恥ずかしい(>_<)下巻に進みます。2021/02/23

シキモリ

27
<ガラスの鍵賞>を含む北欧のミステリー賞三冠に輝いた作品で、ノルウェー人作家としては初の快挙らしい。大戦の英雄が惨殺された事件を追う現代編と大戦下の諜報活動を描く過去編が交互に展開する警察小説とスパイ小説の合体作品といった趣。読者が戦時中の諾独瑞英の関係性について当然予備知識がある前提で話が進むので、読み進めるのに少々骨が折れた。過去編の語り手・アグネスが諜報員を志した経緯が些か不明瞭で、今ひとつ乗り切れない部分もあるが、惨殺事件の動機には戦時下における複雑な事情が絡んでいそうで、続きが気になる。下巻へ。2023/01/04

のりすけたろう

27
なかなか複雑で面白くなってきた所で下巻へ✨ラストはどうなるのか?💦めっちゃ気になります🥺✨2021/02/20

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