竹書房文庫<br> どっちが殺す?

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竹書房文庫
どっちが殺す?

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  • サイズ 文庫判/ページ数 497p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784801923393
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

密室に囚われたふたり。

銃がひとつ。

弾もひとつ。

どちらかがどちらかを殺せば解放される――。

女性警部補ヘレンは、イギリスのサウサンプトンで起きた、この奇妙な連続殺人事件の捜査をはじめるが……。

内容説明

ヒッチハイクをした大学生のカップルは、深い飛び込みプールの底で意識を取り戻す。脱出は不可能だ。そのときふたりのそばに置かれていた携帯が鳴り、犯人が告げる。「銃がある。それには弾が一発入ってる。恋人かおまえ自身のための。それがおまえたちの自由の代償だ。生きるためには殺さなくてはならない」ふたりは銃を見る。恋人を殺す?ありえない。きっと誰かが助けにきてくれる―。しかし、誰も来ない。食料はない。水もない。飢えと渇きと寒さが襲う。体力が減る。会話も減る。銃を見る回数が増える。ここから抜け出したい。日常に帰りたい。でも恋人を殺すことなんてできない。本当に?本当に相手もそう思っている…?サウザンプトン中央署のヘレン・グレース警部補は捜査を開始するが、これははじまりに過ぎなかった。この後も同様の事件が次々に発生。ふたり組が監禁され、弾が一発入った拳銃を与えられ、究極の選択を迫られる―ヘレンは次第にこの事件の異様さに気づく。被害者たちに共通点は見当たらないし、彼らを拉致したのはひとりの女らしいが目的がわからない。極限状態の密室で、やさしさが、愛が、プライドが崩壊し、欲望が、憎しみが、狂気が増殖していく。日本初登場作家がえぐり出す完璧な惨劇。

著者等紹介

アーリッジ,M.J.[アーリッジ,M.J.] [Arlidge,M.J.]
1974年生まれ。ロンドン北部のハムステッドで育つ。英文学や映画・テレビ制作を学んだ後、BBCでドラマの制作に携わる。2007年に自身の制作会社を設立し、イギリスの犯罪ドラマシリーズの制作を手がけるかたわら、BBCの長寿人気ドラマ「法医学捜査班」などの脚本も執筆。『どっちが殺す?』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うーちゃん

18
何者かに拉致・監禁された2人。水も食べ物もない。2人の間には一丁の拳銃。弾は1発。助かりたければ、相手を殺すしかない--。今にもジグソウおじさんが出てきそうなあらすじにそれなり~にわくわくして読み始めたものの、思ったよりハードかつ読ませる内容の警察小説だった。飢えと渇きと恐怖が人間の理性をぼろぼろに壊していく様は悲しいし恐ろしい。そして犯人が主人公はじめ事件の関係者に背負わせた十字架のなんと重たいことだろう。あまりに辛さだけが残るラスト・・。少し「蜘蛛の巣を払う女」に設定似てたかな。続刊出るなら読みたい。2020/09/03

ペペロニ

10
監禁された2人に与えられた生き延びる方法はたった1つ。それは相手を自分の手で殺すこと。この極限状況を舞台とすると思ったら、魅力ある警部補が犯人を追う警察小説だった。短い章立てでテンポよく展開していき読みやすい。監禁されて衰弱していく2人の様子は克明で凄惨で読んでいるこちらもしんどくなるぐらい。シリーズは続いているらしいので翻訳されたら嬉しい。2020/12/12

KUMYAM@ミステリーとSF推し

8
1章が短くテンポよく展開するので読みやすかった。ヘレンの秘密を明かす手加減も程よい。ただ、汚職事件とかのエピソードや結末のまとめ方はあんまり好みじゃないかも。2020/11/18

nizi

5
あらすじを見て、てっきり極限状態での人狼ゲームみたいなのが続くのだろうと思っていたら違っていた。章立てが細かく通常ならテンポが良くなるところだが、雑に話が続いていくだけ。読み終わっても残るものは特になかった。Kindle Unlimitedだと0円なのでそちらで読むことを勧める。2023/12/11

一柳すず子

4
よくもこんな犯罪を思いつくもんだ。また癖のある女刑事だが、11作シリーズ出てるらしいから人気あるんだなー。2021/10/09

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