竹書房怪談文庫<br> 群馬百物語 怪談かるた

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竹書房怪談文庫
群馬百物語 怪談かるた

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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784801922518
  • NDC分類 147
  • Cコード C0193

出版社内容情報

富岡製糸場の乾燥場を撮ると妙なモノが写ってしまう…
前橋市の血吸い岩、桐生市の魔の姫地蔵、高崎城址の怪ほか、群馬県のご当地怪談100!

●飛び降り自殺の多発するマンション。落下地点に何が…(高崎市)
●血吸い岩と呼ばれる公民館の奇岩。その上に寝た者は…(前橋市)
●殺人現場の路面に何度も浮かぶ赤黒い染みの怪…(伊勢崎市)
●富岡製糸場の乾燥場を撮ると写真に妙なモノが…(富岡市)
●殺害現場に建つ供養の〈姫地蔵〉。それが笑うのを見た者は…(桐生市)
●人を呼び寄せる魔の廃墟、伊香保の森に何が…(渋川市)
●夜桜の下に浮かぶ生首の群れ。桜の名所の罠…(沼田市)
●戦闘機の亡霊が爆音をあげる公園の怪…(太田市)
●毎日決まった時間に昏倒する弟。原因は稲荷に…(みどり市)

他、群馬県出身在住の著者が紡ぐ、すべて実話の怪奇百物語!

内容説明

群馬県出身在住の著者が紡ぐ地元の実話怪談集。飛び降り自殺の多発するマンション。落下地点に何が…(高崎市)、血吸い岩と呼ばれる公民館の奇岩。その上に寝た者は…(前橋市)、殺人現場の路面に何度も浮かぶ赤黒い染み…(伊勢崎市)、富岡製糸場の乾燥場を撮ると写真に妙なモノが…(富岡市)、殺害現場に建つ供養の“姫地蔵”。それが笑うのを見た者は…(桐生市)、人を呼び寄せる魔の廃墟、伊香保の森に何が…(渋川市)、夜桜の下に浮かぶ生首の群れ…(沼田市)、戦闘機の亡霊が爆音をあげる…(太田市)、毎日決まった時間に昏倒する弟。原因は稲荷に…(みどり市)他、全て実話の怪奇百!

目次

小豆とぎ婆の伝説残る 高崎城址
ある寺で怪談イベント出演依頼
伊香保の夜の葛折り
伊香保にあったガラスの廃墟
梅干しにアレが生えたら気をつけろ
運気吸い取る血吸い岩
円卓と掛け軸がある料理店
大間々町の稲荷信仰
尾瀬ヶ原道なき湿地に影が行く
大泉町の夜の病院〔ほか〕

著者等紹介

戸神重明[トガミシゲアキ]
単著、共著多数。地元の高崎市でイベント「高崎怪談会」を主催、その傑作選を纏めた『高崎怪談会東国百鬼譚』では初の編者も務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

209
著者の地元の群馬県の実話怪談噺集を集めて、しかも百物語を怪談かるた風にまとめるなんて本当に何て贅沢な趣向なのでしょうね。著者の本には余白が少なく文字で、びっしりと頁を埋める創作態度にも誠に好感が持てますよね。私はできればハッピーエンドで人の死なない話がベストだと思いますが、動物好きな方にはご容赦を願いたい話ですね。『猫が鳴く猫を飼っていない家』Sさんは中学生の頃に両親が離婚して母と継父と兄と四人で高崎市南部の町の中古だが綺麗な洋風住宅へ引っ越したが一月程で異変が起こり始める。シーズー犬が虚空に向け吠える。2021/05/03

HANA

68
実話怪談集。描かれる怪異そのものは決して恐ろしい物ではないが、全ての作品が群馬を舞台にしているというまさにご当地怪談の見本みたいな一冊である。群馬にはまだ足を踏み入れた事が無いが、高崎城とか前橋、赤城山といった地名を見るだけで旅情が湧き上がってくるような気がする。江戸時代の諸国物を例にとるまでもなく、その土地土地の風土と怪談は相性がいいと決まっているようなものなので、本書に代表されるようなご当地怪談が増えているのは嬉しい限りである。あと題名が全てカルタ風、群馬県民ってホント上毛カルタ好きなんですね。2020/06/18

あたびー

37
群馬県民が愛してやまないと言う「上毛かるた」をモチーフに、かるた的な表題を上げて作り上げた群馬限定実話怪談集。群馬には子供の小さい時からキャンプやらなんやらよく行ったのだが、私は彼の地で怪異にあったことはない。本書を読むとそれがラッキーだったという気になってくる。シルクハットで黒服の死神らしき存在が別々の人物からの聞き取りとして登場する。この前から妙に気になっている中国の死神「無常」の黒い方のような気もしてくる。2024/03/04

澤水月

15
グンマー漫画でも強調されていた上毛かるた風に七五調の題で百の群馬怪談がみっしり。焼きまんじゅう怪談も! 「むじな」的口伝の拡散が興味深い。山怪、釣り怪など自然と人との営みの中生まれる話、金持ちの屋敷跡の話など多々。通夜がない代わりに遺体を面前にした挨拶が暗黙のマナーである地域での「捲れる布団 高崎郊外の 葬儀前」は実体験したくない気味の悪さ2020/05/13

qoop

12
実話怪談界でトレンドからデフォルトになりつつあるご当地怪談だが、ただ一地域の怪談を紹介すれば良いということではなく、著者たちも地域色の出し方に腐心している様子。本書の場合は群馬といえば…の上毛かるたに引っ掛けた章立てで、場所と怪異を絡めたタイトルが多いのが特徴。実話階段にありがちな捻った/うがったタイトルで楽しませる部分はなく、ネタバレ含みになってしまうのは痛し痒しか。とはいえ淡々とした筆致で読ませる。2020/05/23

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