出版社内容情報
御堂志生最新作!
内容説明
老婦人の話し相手として働くジュリアは、保養地で国王ベネディクトと再会する。ジュリアは彼が王太子時代に彼の子を孕み、国外追放を命じられていた。許されない関係とはいえ愛し合っていたはずなのにベネディクトはジュリアを一方的に責め、彼女と子供を王宮に連れ帰る。「ちょうどいい、おまえの奥にたっぷり放ってやろう」愛する人に憎むように抱かれ、傷付きつつ濡れていく身体。ベネディクトは彼女を妃にすると言いだし!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やまと
11
最近この作者さんのお話しは、ヒーローの最低具合を楽しむ為に読んでる気がします(笑) そう言う意味では楽しかったです。 後書きに伝説の最悪ヒーローの事に触れてたのも良かったわー。2019/09/25
十六夜
9
これぞ御堂先生のヒーローだわ、って感じで鬼畜系のヒーローでしたw 聡を乗り越えてきた読者ならそこまでひどいと感じないであろう不思議。普通に考えて充分ひどい勘違い野郎だし天罰下れと思うけども。ヒロインもまた子供護るためにいらん嘘つくから余計こじれるのもこの先生の鉄板。最後は誤解も解けてヒーローもちゃんと頭下げて一件落着するからいいけども。2019/05/01
れーち
5
★★☆☆☆2019/05/06
朔夜
4
★★★2019/08/16
鯵
3
前半、ヒロインが可哀想すぎる。そして、ヒーローは身勝手。しかし、ヒロインを陥れるための嘘の証言等々も、狡猾であれでは確かにヒーローが騙されても仕方が無いかも。DNAで親子の証明とか出来ないワケだから、決定的ともなる共謀犯の自白がなければ、ヒロインの主張だけでは解決できなかったかもしれない。最後はヒロインが幸せになって良かった~もあるけど、王子が日陰の存在のまま辛い過去を背負う事にならなくて良かった。 ※タイトルと内容が合ってない。あらすじや他の方のレビュー見てから読んだので気にしませんでしたけどね。2019/12/02