出版社内容情報
32歳で乳がんが発見された著者の闘病記。病気になったことで心が揺れる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
48
第3話までしかなかったので、その後はどうなっているのか非常に気になりました。心情はよく分かるのですが、ネガティブなような自分とは考え方の相違を感じ、少しスッキリしませんでした。人それぞれだし、自分がそう診断受けたらどう反応するのだろう。一番印象的だったのは、周囲に伝えた時の「大丈夫」だとか「早く見つかり良かったね」という反応。そういう言われても当事者でない人に安直に言われたくないだろうなぁ。まずは傾聴だけでいい。周囲に乳がんの診断を受けた人が多くなり、検診に行こうと切に感じました。#NetGalleyJP2021/09/16
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
45
昨日、乳がんで友人が亡くなった。46歳という若さ。5ヶ月前に私はガンには負けないと笑顔で話してくれた彼女。子供3人を残して無念だっただろうなぁ。今日は子供の卒業式だったけれど、突然の訃報とお通夜でお祝い気分もお休みし、ご冥福をお祈りします。健診にはしっかり受けようと改めて感じた。2022/03/15
でんか
27
このかたの精神科病棟看護師さんのお話が興味深かったので、この本を手に取ってみじぶんました。作者さんが健診で異常を指摘され、精密検査、診断を受け、その後の手術、放射線療法までの一連の流れを分かりやすくかかれておられます。後書きで作者さんも述べておられますが、その渦中にあって、病気を受け入れられないままでも気持ちだけは焦り、という状況は本当に大変だったと思います。その混乱の時期から脱し、冷静に見つめなおしてこのように物語に起こすことができる作者さんが素晴らしいと思うのです。2019/04/27
まみか
5
…。この方の他の書籍も読んでみます。この生々しさ、この表現力も素晴らしいのでしょうけど、なんか、もっと前向きなものが受け取りたかったな、と、思いました。2021/11/20
tow
4
いろいろあって読むことにした一冊。←当事者ではない。2022/05/06