出版社内容情報
“わたしたちはみんな、ぼのぼのみたいな誰か”『ぼのぼの』を通して人生について考える、韓国で10万部突破の大人気エッセイ!
内容説明
弱ったときは『ぼのぼの』に頼ろう。韓国で空前のベストセラーとなった癒しエッセイ、日本上陸!
目次
第1章 他の人とも一緒に生きる方法(本当の慰めは自分もそうされたくなるもの;つまらないやりとりが必要 ほか)
第2章 夢なしで生きられたら大人(「すぐ」をしないと大人になれる?;大人の話はつまらない ほか)
第3章 人生で勝つってなに 敗けるってなに(子供の名誉;自分ができること探し ほか)
第4章 正直になった瞬間 世界が少し変化する(小心者がいやで、小心になる;友達とは、待っていてくれる人のこと ほか)
第5章 完璧であるより十分であること(なくても困らないなら必要ないもの;夢がへんな理由 ほか)
著者等紹介
キムシンフェ[キムシンフェ]
放送作家、エッセイスト。1978年11月生まれ。中学時代に日本語や日本文化に関心を持ち始めた。大学で日本語を専攻
いがらしみきお[イガラシミキオ]
漫画家。1955年宮城県生まれ。24歳でデビュー。『ぼのぼの』は大ヒットとなり、映画化、テレビアニメ化される
小山内園子[オサナイソノコ]
翻訳者。1969年11月生まれ。東北大学教育学部卒業。NHK報道局ディレクターを経て、延世大学などで韓国語を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
蒼雨
19
通勤電車と昼休みにひたすら癒されてました‼︎「いつかは君が好きな、そして君を好きな一生の友達に会える。世界には、自分を好きになってくれる人が少なくとも一人はいるよ、と。」今の私にまっすぐ届いたこの言葉。ぼのぼのを1巻から買って読みたくなりました‼︎2018/04/04
西澤 隆
7
激烈競争社会韓国のひとにもぼのぼのは響くのか。読み進めると韓流と嫌韓の両極端に振れた情報ではなく「いろんなひとがいて、いろんな悩みを持っている」ことをしみじみと思う。ぼのぼのが響くのは、いろんな面でLet it beできない、がんばっちゃう「むくわれない感」を抱えるひとたち。正直なところ、このエッセイの中にも強烈な「ウリとナム」や「親友になったらすべてぶつけたい」などの韓国的熱さはそこかしこにあらわれて「うへえ」と思う部分もあるのだけれど、そんなちがうタイプのひとにも、ぼのぼのは響く。なんだか、いいなあ。2020/02/20
Astroswitch
4
ぼのぼのの漫画は読んだことがないけれど、生きていく中で現れる疑問に一つ一つ丁寧に向き合っている漫画なんだなと思った。漫画の方を次は読んでみたい。この本では、ぼのぼのみたいに生きられず、どうしても利己的になってしまったり、ある意味逃げ腰になってしまう著者の赤裸々な日々や考え方が綴られていて、それがとても共感できた。こうしたいと思うのと現実ってどうにもずれてしまう。人に立派な事を求めるのに、自分はそれが出来ない。それが自分自身の首を締めることになる。でも上手くいかない人生がいかに素晴らしいかを教えてくれた。2020/05/10
おもち
0
★32023/02/12
えりぴよ
0
原作が読みたくなったので、月一、1冊読んでみよう2022/04/08