内容説明
現役看護師として見聞きした医療系怪談で鮮烈なデビューを飾り、その後も圧倒的な筆致で紡がれる昭和怪談など独特の恐怖世界を築いてきた雨宮淳司。そして、怪談飽和時代に彗星のごとく現れ、新鮮かつ予測不能な恐怖を提示し実話怪談の可能性を広げた戸神重明。全く異質な個性を持ちながら、ともに恐怖箱レーベルで圧倒的な人気を誇る二人が初のタッグを組んだ。その結果は、恐怖+恐怖ではなく、恐怖×恐怖。空恐ろしいまでに深く闇を広げ、恐怖の粒子をばら撒いた。この世のどん底で降りやまぬ恐怖のシャワーを浴びる悦楽、ぜひ味わっていただきたい。
著者等紹介
雨宮淳司[アメミヤジュンジ]
北九州出身。現役看護師。実話怪談大会「超‐1/2006年度大会」にペンネームじぇいむで参加、医療現場で見聞きした驚愕の怪異譚が一躍注目を集める
戸神重明[トガミシゲアキ]
群馬県出身。実話怪談コンテスト「超‐1/2011年度大会」において頭角を現し、恐怖箱執筆メンバーに加わる。2015年『恐怖箱 深怪』にて単著デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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