内容説明
人は必ずしも、ベットの上で死ねるわけではない…。今日も死の現場に残る壮絶さや悲しみを拭う。
目次
納棺師は語る その一
葬儀屋は語る その一
特殊清掃員は語る
納棺師は語る その二
葬儀屋は語る その二
著者等紹介
おがたちえ[オガタチエ]
葬儀屋・編集者などを経て、漫画家に
nontan[NONTAN]
人生を変える住職との出会いから出家し、仏教の教えの素晴らしさを知る。さらに仏教について学ぶため、大学にて仏教学を学ぶが、小さなお寺なため、檀家不足により寺院を維持できなくなり、他の職をさがす事に。仏教の知識が少しでも活かせるのではないかと葬儀屋へ就職し、納棺師をしながら、葬儀の担当も(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
澤水月
35
極道の葬式に香典袋はない、アタッシェケースでのザクがガチャンガチャン応酬される! 各地の葬式饅頭の違い。孤独死とペット。マンホールが飛んできて顔に当たり即死した方の顔など、ハッキリ描かれているので文章本より分かりやすいしグロテスクさはうまく加減されているし不謹慎とも感じなかった。チョロチョロ怪談(霊も狂気も)も。客を呼ばずこじんまりと葬儀を挙げたのに高くついてしまった簡単な落とし穴など為になる情報も満載。二冊目らしいので一冊目も読む2016/09/17
南
27
妹が、悩んだ末に買った本(妹は湯灌師)です。ウジ虫がわいていたり、ニュルニュルの水死体が出てきたりですが、漫画ならではのコミカルタッチで読みやすく、興味をそそられました。私自身、初めてのアルバイトは仏具の製造工場勤務(高校生の時、4年間勤務)であり、何か縁があるような気が、しました。きちんと題名に『不謹慎な』と書いてあるのは、さすがです。人にまつわるお話なので、職種、立場を問わず誰でも読める気がします。ですが、一気読みは出来ませんでした。実際に携わっている方の苦労は、はかり知れません。2016/12/09
みゆき
19
読み友さまのレビューより手に取った本。確かに不謹慎かもしれないけれど、これが現実。4コマ漫画だから若干緩和されてはいるが(いや、かえってリアルなのかも)グロい。こういうお仕事があるとはいえ、死ぬ時は他人の迷惑にならないように綺麗に逝きたいものだ。立つ鳥跡を濁さず。2023/10/20
manamuse
18
内容は他作品と変わらず。違いと言えば、タイトルにもある通り不謹慎です。2023/10/17
まゆまゆ
15
リサイクルショップで見つけた本。面白そうだなーと思った私も不謹慎…なのでしょうきっと笑 内容は、はっきり言ってグロくてキツいですが、面白おかしく描いてくれているので一気に読めました。大変な仕事をしている方々に、ただただ頭が下がるばかりですm(_ _)m2017/10/23