竹書房文庫
預言者モーゼの秘宝〈上〉―クリス・ブロンソンの黙示録〈2〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 281p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784801906129
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

イギリスの刑事クリス・ブロンソンは遠く離れた異郷の地、北アフリカはモロッコの首都ラバトに出張していた。現地でイギリス人老夫婦オコーナー夫妻の交通事故死について調査するためだ。しかし調査を進めるにつれ、次第に不審な点が露わになってくる。どうやら夫妻はある古代の粘土板を巡るトラブルに巻き込まれて殺されたようなのだ。これは単なる交通事故なんかじゃない…そしてそのことに気づくや否や、ブロンソン自身にも危険が迫る。相手はその粘土板のためなら殺人をもいとわぬ恐るべき連中だ。ブロンソンは元妻で大英博物館学芸員のアンジェラ・ルイスと力を合わせて、粘土板の秘密を追求することを決意する。それはまさに預言者モーゼにまつわる伝説の宝物を追い、はるか紀元前から現在まで続く悲しいユダヤの歴史をたどる大冒険の幕開けを告げるものだった―。

著者等紹介

ベッカー,ジェームズ[ベッカー,ジェームズ] [Becker,James]
イギリス海軍艦隊航空隊に20年以上所属し、フォークランド紛争をはじめ、イエメン、北アイルランド、ロシアなど世界のさまざまな国・地域で主に秘密作戦に従事する。退役後、作家活動を開始し、他にもジェームズ・バリントン、マックス・アダムズ、ジャック・スティールなどのペンネームで次々と小説を刊行

荻野融[オギノトオル]
翻訳者。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

RIN

17
『皇帝ネロの密使』に続く刑事クリスブロンソンシリーズ2作目。ただの刑事なのに古代史絡みの事件捜査を発端に大英博物館職員の元妻とコンビ組んで(というより元妻に引きずりまわされて)古代史の謎解きそのものに巻き込まれていくブロンソン(笑)。キリスト教が身近な層には「聖書に書かれていたアレが実在したら!?」と胸躍るテーマなのかな。素養のない身には元妻の功名心と野心が最大のモチベーションに思えるが、下巻はどうなりますか…2019/01/10

TheWho

10
題名表紙カバーと裏面の解説に惹かれて購入した一冊。北アフリカのモロッコで交通事故死をした英国人老夫婦を調査した英国人刑事の主人公が、古代の粘土板に関わる謎とトラブルに巻き込まれ、真相を究明すべく奮戦する上下巻の歴史ミステリー。正に「ダヴィンチ・コード」の様な展開で、古代史の謎と現代に起こった殺人事件がシンクロし、映画を観ている様に一気読みだった。物語は、ユダヤ戦役のマサタ砦゙陥落が冒頭で語られ、古代ユダヤの歴史と謎が、現代に蘇っていく。舞台はモロッコからイスラエルへと展開する次巻が楽しみです。2017/05/10

あっこ

10
なかなか登場人物の名前が覚えられなくて苦労したけど、面白い内容だった。銀の巻物は本当に存在するのか、どこにあるのか、誰が見つけるのか?そして何が書かれているのか?下巻が楽しみだ。2016/03/10

ロンリーランナー

2
シリーズ2作目。今回はモーゼの十戒がテーマ。なかなかテンポよく展開。下巻に期待。2016/06/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10154757
  • ご注意事項

最近チェックした商品