内容説明
大学時代に好きだった圭吾のことが忘れられず、その思いを小説にした一花。それをブログで発表したところ、出版社から書籍化の依頼が。打ち合わせの場所に行ってみると、急用で来られない先輩編集者の代理だといってやって来たのは、圭吾本人。彼は“小説の内容をリアルにするために仮の恋人同士になろう”と言い出す。初めてのデート、初めてのキス、そして―仮の恋人なのに、そんなことまで!?
著者等紹介
高田ちさき[タカダチサキ]
2013年より執筆開始。2013年『隣の彼の恋愛事情』(スターツ出版刊)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ツン
85
あとがきに、このお話を書こうと思いたったのは「思いっきりすれ違う、じれったい話を書こう」と思い立ったのがはじまりでした。とありますが、大成功、じらされます。。良かったですけどね。イラストは好きだったけど、一番最初の彼の髪がきっちりとセットされているという文章のところの挿絵の髪型が普通に前髪下ろしたさらさらヘアで笑いました。2022/06/29
アキナ
5
図書館司書であるヒロインは、学生時代から引きずっていた恋を昇華させるためにネット小説を書いていたところ、それが書籍化されることになった。打ち合わせのため出版社の人と待ち合わせをしていたところ、現れたのはまさに引きずっていた恋の相手であるヒーロー。恋愛経験のないヒロインが書く小説は恋愛描写が薄かったため、ヒーローが練習台になってやると付き合うことに。すれ違いにすれ違いを重ね、タイトル通りのラビリンスにハマってしまった二人でした。同窓会エピソードの所はあっさり終わって少し物足りない。キュン度は大満足でした。2017/01/29
Haruharu
1
★★☆☆☆電子書籍。大学時代の片想いを小説にしようとしたら編集者として片想いの彼が現れる。恋愛描写に深みを持たせるために仮の恋人関係を提案され。。。というテンプレ的な感じで同級生の二人だからやってることも可愛い感じ。個人的にはちょっと幼いんでイマイチですが読みやすかった。2016/10/25
asaki
1
★★★2016/07/26
みちる
0
購入本。あとがきにあるようにすごいじれったい作品。脇キャラもたくさんいるけど、活かしきれていないような。 好みとしては、同じ出版社から出ている「あなたの言葉に溺れたい~」の方が好き。2017/12/12