内容説明
世界中を旅して、旅行記を発表しているアミティは、イギリスへ帰る途中に立ち寄った島で怪我をしたベネディクトという男性と出逢った。彼女の手当てと看護のおかげで彼は順調に回復する。やがて長い船旅で惹かれ合うようになったふたりは、ある夜に熱い口づけをかわす。その後、アメリカへ向かうベネディクトと別れ、ロンドンに戻ったアミティだったが、彼と親密な関係だと噂が流れてしまっていた。さらに悪いことが続き、アミティはある日“死者の花婿”という連続殺人犯に襲われる。なんとか逃げ出したアミティだったが、そのせいでまた新聞に騒がれてしまう。そんな中、早く事件を解決してほしいと願うアミティを別れて以来音信のなかったベネディクトが訪ねてきて―
著者等紹介
クイック,アマンダ[クイック,アマンダ] [Quick,Amanda]
カリフォルニア大学で図書館学の修士号を取得し、企業や自治体の図書館司書を勤めたのち、1970年代後半に作家に転身。これまでに150冊以上の作品を上梓している。また、ジェイン・アン・クレンツ名義で現代を舞台に、ジェイン・キャッスル名義で未来を舞台にしたロマンティック・サスペンス小説も多数発表している
高橋佳奈子[タカハシカナコ]
東京外国語大学ロシア語学科卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ベルるるる
11
大好きなクレンツなんだけど、乗り切れずに読むのにすごく時間がかかった。全体を、何か、あと一歩足りない感が覆っている気分で読了。2016/01/31
うにすけ
8
図書館で借りました。今までに出たお話とリンクはしてないのかな?と思いつつ読了。なんだろう、好みの展開だと思うんだけど、入り込めなかった…。先生らしい自立したヒロインだけど、ヒーローの口調がいつもよりホワンとしているような。なんだか不思議な感じがしました、笑。2015/11/25
ネフェルティア
6
大好きなアマンダクイックなのに、今回は途中挫折するかと思った。定番の自立心旺盛のちょっと風変わりなヒロインアミティとベネディクトのロマンスよりもサスペンス色の方が強かったせいかな?サスペンスとしては、犯人は想像もつかなかった人物だったので面白かった。でももっと甘々なアマンダクイックのロマンスを期待してたので、今回はロマンス度が低くてちょっと残念。でも次も絶対買う。だって好きな作家のひとり、アマンダクイックだから。2015/11/07
みるて
2
購入済み 読了2016/02/01
りり
2
★★★☆☆クレンツには珍しくちょっぴり武道派なヒロイン。乗船している間に専門的な話しまくったことを猛反するヒーローがかわいい。今回はヒーロー側に親族がワラワラで好きな風変わり度があまりない。名前は乗っかったのかな。練り込みはいつも通りでも盛り込みすぎとひねりが凡庸。ラズベリーも休刊となり次の新刊はどこから出るのだろうか…来月に二見から2015/10/05
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