内容説明
22年前、インジェン社のCEOであるジョン・ハモンドには夢があった。本物の恐竜を飼育し、世界中から来た観客にスリルと興奮を提供するテーマパーク=“ジュラシック・パーク”を建設することだ。人々はそこで、先史時代最強の生物である恐竜の謎と優れた特性を体験し、至近距離で触れ合うことが出来る。至れり尽くせりの高級リゾート…しかし、計画は様々な理由によって頓挫してしまう。だが、時を経て遂に彼の夢が現実のものとなる。“ジュラシック・ワールド”―そこは生きた恐竜の住む夢の王国。世界中から人々が集まり、感動と興奮を体験していた。だが、パークをビジネスとして考えた経営者は、一線を超えてしまう。遺伝子技術の進化によって可能となった“新種”の投入だ。しかし、“それ”は人類にとてつもない恐怖を与えるものだった…おなじみの恐竜に加え、誰も知らない“新種”が登場!スペシャル・エディション・ジュニア・ノベライゼーション。
著者等紹介
入間眞[イルマシン]
翻訳家・ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひな
15
映画の記憶が まだ しっかり残っているうちに読んだが、もう一度 映画を観たような感覚に おちいるほど見事なノベライズ☆ 映画では言葉にして語られず 推測していた登場人物たちの細かな心理描写や、物語の核ともなる恐竜の頭の良さゆえの行動なども丁寧に描かれていて、ある意味ネタバレ本のような感覚を持ったまま、全てを わかったうえで もう一度 観に行きたくなってしまう☆ あらゆる文明が進んだ いつか、こんな風に太古の王者たちに会える日が来るなら会ってみたい! でも それは・・・許されない生命の冒涜なのだろうか・・・2015/09/03
アイアイ
14
映画では何点か不明だった心理描写が違った解釈で書かれて面白い。 迫力あるパニック映画なだけに、小説だと一番盛り上がりのある部分も文字だと味気ないもののこの映画一番のオーウェンと「萌えな青い子」についての愛は感じられて嬉しい!ただ、残念なプロローグとエピローグには完全に萎えた。吹き替えなぞっただけなので映画で十分な内容。 2015/08/22
もだんたいむす
9
うん、面白かった!映画とは違い、キャラクターの細かな感情などがわかりよかった。★★★★★2016/03/17
にく18
5
映画と同じような疾走感で読み終えました。22年前のパークの悲劇から何も学べていない人間、造り出された彼女たちは大いなる自然を代弁しているよう。ラプトルが可愛く思えるようになるなんてね。2018/02/16
たみき/FLUFFY
5
普段ノベライズは読まないのですが、確認したいことが幾つかあったので読んでみた。マッチの件については特に言及なし(笑)オーウェンの操作するクリッカーの意味や、「におい」に関する点は映画よりも詳しく書かれている。特に映画にない場面で、例の物を塗りたくる場面。あれはその後の場面の伏線になっているので、これ読んでやっと納得した。ラプトルの活躍場面が、wikiの表記と違う(ランチャーとレンジ)ので、改めて映画で確認したくなった。地味にシリーズ2と3の出来事にも触れていたので、この二作も確認したくなる(笑)2015/08/11
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