内容説明
怪談実話に新たな語り手三人が登場!父親の実家に預けられた子供が出会う謎の影とその顛末「般若の人」、イナゴ狩り中に纏わり憑かれたモノとは…「綿菓子」。幽霊をどうにかしろという住民の苦情を受ける管理人の気づき「長年の苦情」、夜間に犬の鳴き声がうるさい、その本当の訳「犬が鳴く」。パチンコ屋でいつも会う爺さんの秘密「運の糸」、親から酒を飲むなと言われていた男が飲んだ時…「禁酒」など。
目次
真白圭(般若の人;ベトナム池;綿菓子 ほか)
渋川紀秀(犬が鳴く;アメリカの安宿;長年の苦情 ほか)
葛西俊和(運の糸;見返り;中古家電 ほか)
著者等紹介
渋川紀秀[シブカワノリヒデ]
兵庫県姫路市出身。『FKB怪談幽戯』(竹書房)が初登場
葛西俊和[カサイトシカズ]
青森県出身。『怨呪―怪談実話競作集』(竹書房文庫)でデビュー
真白圭[マシロケイ]
新潟県出身。『怪談実話コンテスト傑作選痕跡』(文庫ダ・ヴィンチ)で初登場(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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