内容説明
ウェイワード・クレッセント42番地。陶芸家のリズと娘のルーシーが暮らすこの家には、じつはてのひらサイズの龍がたくさんすんでいる。リズは陶器の龍に命を吹きこむことができるのだ。夜、部屋に怪獣が出たというルーシーのために、リズは新しく「番人の龍」を作る。名前はグラッフェン。体と同じくらいの大きな本(龍の番人の手引書)をもって生まれてきたグラッフェンは、毎晩ルーシーの部屋で見はりをすることになるのだが…。はたして怪獣の正体は!?ドジでおっちょこちょいだけど正義感が強くていつも一生懸命な“グラッフェン”の初めての大仕事を描いた『グラッフェンの冒険』と、宇宙と繋がる懐中時計を持った時の守り手“ゲージ”の物語『ゲージと時計塔の幽霊』の2作を収録!
著者等紹介
ダレーシー,クリス[ダレーシー,クリス] [d’Lacey,Chris]
妻とともに、英国レスター市に暮らす。友人の勧めで児童文学の賞に作品を応募したのがきっかけで作家となる。現在までに20冊以上の作品を発表
三辺律子[サンベリツコ]
東京生まれ。英米文学翻訳家。白百合女子大学、フェリス女学院大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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キキベル
7
本屋さんでたまたま、目に入ってきて買いました。 なので、このシリーズは読んだことがありません。 久しぶりに可愛らしいファンタジーでした。 龍のイメージって、強い・勇敢だったし、時には悪役になってしまうけど、この龍達は愛らしいのです。 シリーズ、1から読みます。2015/08/04
ぱや
0
前アカウントから。龍のすむ家 サイドストーリー。2016/01/10
イタチ
0
まだデービットが来る前のお話。話にも挿し絵にも癒された。他の龍達の誕生秘話もこうやって文庫化して欲しい。悪者が出て来ないからまったり読める。2016/01/23
ぱや
0
龍のすむ家のサイドストーリー。2つの話が一冊になっている。本編が緊迫してきたので箸休めに。グラッフェンがルーシーのために作られた龍だったとは。あとの話に出てくる龍ゲインは、まだわたしは出会ってないかも。龍1匹にまつわる話なので、可愛らしくて読みやすい。挿絵もあって、文庫の表紙に書いてあるよりも大きい絵なので龍の細かい部分までわかっていい。2016/01/10
ゆかりごはん
0
かわいい!!!おもしろい!!!本編みたいに重かったり早かったりしないで、読みやすくて、ほっこりしました。娘にも勧めたけど読むかな?? 本編続いてたんだ・・・次、宇宙って・・・ううむ読むのか。おもたいのやだなぁ。2015/08/20
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