内容説明
ユーゴスラビア紛争の爪痕はいまだ消えず今もなお残る民族対立。かつて「ヨーロッパの火薬庫」と呼ばれたバルカン半島でひとりの日本人指揮者が立ち上がった!対立する民族を一堂に集めた奇跡のオーケストラ「バルカン室内管弦楽団」が世界中の人々の心に響かせる交響曲第9番『歓喜の歌』平和・民族共栄への祈り、今あなたの胸に届け!
目次
第1章 バルカン・メンタリティ(マケドニアの栗拾い;バルカン・メンタリティ ほか)
第2章 コソボで暮らすということ(バキ・ヤシャリとの出会い;「今再び紛争になれば、楽器ではなく銃を持って戦争に行く」 ほか)
第3章 ベオグラードの光と影(バルカン室内管弦楽団―民族共栄のオーケストラ;ミトロヴィツァの「分断の橋」 ほか)
第4章 戦争と平和(サラエボ冬季五輪会場の悲劇―戦争と平和;アルバニアの日本人青年 ほか)
第5章 サラエボに咲いた『第九』の花(ベートーヴェン『第九』フラッシュモブ―歓器の街;フラッシュモブ秘話―奇跡の裏側 ほか)
著者等紹介
柳澤寿男[ヤナギサワトシオ]
旧ユーゴを中心に活動する日本人指揮者。05年、マケドニア国立歌劇場首席指揮者、07年、コソボフィル響首席指揮者、13年、セルビア・ニーシュ響首席客演指揮者、ベオグラード・シンフォニエッタ名誉首席指揮者に就任。同時にサンクトペテルブルグ響、プラハ響、ベオグラード国立歌劇場、セルビア放送響、サラエボフィル、アルバニア放送響などに客演。07年、バルカン半島の民族共栄を願って、バルカン室内管弦楽団を設立。国内では、新日本フィル、日本フィル、東京フィル、東京都響、東京響、札幌響、仙台フィル、群馬響、名古屋フィル、京都市響、大阪フィル、兵庫芸術管、九州響、アンサンブル金沢などに客演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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