内容説明
理想を追う利休と現実に生きる秀吉の8年間の蜜月―和合から破局への道のりを描く、利休生誕500年のオマージュ。
目次
第1章 利休と紹鴎の出会い
第2章 師匠紹鴎から離れる利休
第3章 利休、信長と出会う
第4章 茶の湯の改革に目覚める利休
第5章 利休の提案を理解する秀吉
第6章 利休、創作活動を開始する
第7章 津田宗及と利休を平等に扱う秀吉
第8章 秀吉茶の湯の真骨頂
第9章 秀吉と利休、茶の湯の相違
第10章 コンセプトの利休とファッションの秀吉
第11章 破局への道
著者等紹介
矢部良明[ヤベヨシアキ]
1943年神奈川県大磯町生まれ。東北大学文学部美術史科修了。東京国立博物館工芸課長、郡山市立美術館館長、薩摩伝承館館長、人間国宝美術館館長を歴任。蒼庵主人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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