一休宗純―風狂の禅僧

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 46判/ページ数 307p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784801602311
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

天皇の皇子として生まれながら、自ら「風狂」と名乗り反俗の禅僧として生きた一休。淫酒、淫楽を好み、七十七歳にして若き盲目森女と暮らし、禁断の愛を謳う。

著者等紹介

久住泰正[クスミヤスマサ]
1948年宮城県生まれ。ミヤオビパブリッシングより著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

一笑

8
御存知とんちで有名な一休さんの生涯を描いた物語。新右ヱ門さんも桔梗屋さんもさよちゃんも出てこないけれど、ほぼ一気読みだった。少し前に三田誠広さんの「空海」を読んだけれど、このときはお経の解釈から仏教そのものの教えに触れていたけれど、久住さんの一休さんは仏教うんぬんではなく、一休さんの残した詩集から一休さんの人となり生き方を描き出している。天皇の子として生まれながらも自らを『風狂』と呼ばれる生き方を好んだ一休さん。『人は人のために尽くしてこそ人である』この言葉が一休さんの生き方を語り尽くしているように思う。2024/05/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/16058090
  • ご注意事項

最近チェックした商品