内容説明
弥生時代は渡来民の時代。大陸・半島からの人の動きを追うことにより渡来民の活動と『ヤマト』の対応を詳細に分析。新しい時代に新たな展開で従来の説を乗り越える。
目次
序章 弥生時代は「渡来民時代」(弥生時代は「渡来民時代」;弥生時代の考古学的資料の概要)
第1章 原ヤマト時代の解明(欠史八代時代の実在の証明;原ヤマト時代の状況 ほか)
第2章 渡来民の時代が始まった(イワレヒコ即位以前の渡来部族の解明;呉族は滅亡し、渡来してきた ほか)
第3章 渡来民への対応策(ヤマト以前の対応策;ヤマトの対応策(前期・欠史時代) ほか)
第4章 倭国大乱の解明(「倭国大乱」とは;大乱の原因 ほか)
著者等紹介
内舘彬[ウチダテアキラ]
1944年岩手県宮古市生まれ。山田町で育ち盛岡市立上田中学、盛岡一高を経て、北海道大学理学部地質学鉱物学科卒業。建設コンサルタントに入社し、ダムなどの地質調査・解析を担当し全国を回る。在職中は、建設コンサルタント協会技術委員会ダム発電専門委員会、土質専門委員会委員、日本応用地質学会理事を歴任。技術士(応用理学)で個人事業主(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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