内容説明
当初、徳川期の淀城には伏見城の天守を移す計画だったが、二条城にあった家康の築いた天守が移されることに―。石に刻まれた藩の刻印から見えてくるものとは。著者がコツコツと現場で筆写した緻密な石垣図を満載!
目次
第1章 淀君の淀城ではなく徳川の淀城(淀城と淀古城;茶々から淀君に ほか)
第2章 大坂と大坂城(信長・秀吉・家康が目をつけていた大坂;織田信長の大坂城 ほか)
第3章 石の採石場・石の刻印(石の採石場;豊臣・徳川時代の石の砕石(石切)場 ほか)
第4章 石垣師および石垣について(城郭石垣師;石垣の構造と積み方 ほか)
著者等紹介
永井太一郎[ナガイタイチロウ]
昭和16(1941)年京都市上京区生まれ。大正8(1919)年創業の銭湯「桜湯」三代目主人。昭和42(1967)年「日本城郭協会」を経て「築城史研究会」会員となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。