内容説明
戦国武将・豪商を中心にした逸話集。大正時代出版の好著を、現代語訳。失敗談から心あたたまる話まで―エピソードを300編収録。
目次
足利義政、四畳半の茶室を創始する
一路、手取鍋の釜を愛する
珠光、茶の湯の道を開く
豊原統秋、平蜘蛛の釜を愛する
武野紹鴎、閑寂の境地を楽しむ
武野紹鴎、主人の趣向を知る
三好実休、茶杓を折って自害する
三淵晴員、帯刀して茶席に入る
織田信長父子、将士をもてなす
佐久間信盛父子、茶事に耽って放逐される〔ほか〕
著者等紹介
熊田葦城[クマタイジョウ]
1862年生まれ。1940年没。備後国(現在の広島県)出身。名は宗次郎、号は葦城。明治・大正・昭和の歴史学者、文筆家。報知社(現在の報知新聞社)の編集局長などを務めた。徳富蘇峰(1863~1957)と交わり、ともにジャーナリストとして歴史に関わる著作物を多く世に出した
宮下玄覇[ミヤシタハルマサ]
1973年生まれ。歴史・茶道史研究家。古田織部美術館館長。宮帯文庫長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- うたかたモザイク