出版社内容情報
【目次】
内容説明
透明なコップと水をご用意の上、お読みくださいませ。世界初のオブラートホラー小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
蒼
21
幻想的不条理怪談話。自分にとっては理解するのではなく、行間から漂って来そうな不快感を体感する物語だった。2026/05/02
きょん
8
オブラート入ってるの知らないまま最後のところまで読んで、本からオブラートが落ちたときマジに怖かった。呪われたと思いました。2026/05/01
walkalong621
7
難しい事に挑み、結果として上手くいっていない印象。80ページほどの中編だが、全編特異な体験をした語り手の、感情を排した一人称で進めている。この手法だと読み手は必然的に物語に没入するよりも観察者として向き合うため、恐怖を感じにくい。一人称なので世界も広がりに欠け、こちらがこの世界を確固たるものとして捉えにくいため、物語に仕掛けられた様々な驚きも効果が薄れてしまっている。この長さでこの手法を取るのであれば、主人公を感情移入しやすい人物とした方が良かったと思う。2026/05/13
ミラノ
6
割高に思えたが面白かったのでよし。願いを叶えてくれる女性がある過疎化した村にいる。願いを叶えてもらうために訪れた人は初対面だと思ったが違うみたい。(顔をこうして向き合うのは初めてのようだが)親と子の関係でもないような気がする。叶えてくれる女性は只々静かに深く訪れた人を憎んでいた。おそらく願いを叶える噂を流したのは彼女自身ではないかな。そして訪ね人が釣れた。2026/05/27
銀華
6
荒ら家に訪れた誰かは霊力を持つ彼女に肖ろうとしているらしい、商品購入前の説明として幼少の頃からの過去を語り始めたがーー九十頁近くの物語と云う名の前置きでオマケと付録が本編の冊子。オブラートの原点が一周回って戻ってきて、それを怪談にするのはどこからその発想力が?2ちゃんねるの『お憑かれさまです』を思い出す呪いが実現できる身近さに気色悪さがそそり立つ。またまた幽霊を凌辱するような描写に、荒ら家の隙間風や傷んだ風景に力入れているなと思う。情景が暗くて居心地悪さを感じさせるのは中々無くて癖になる。2026/05/26




